SECRET 7 LINE：RYO（Gt/Vo） TAKESHI（Dr/Vo）
AIR SWELL：hamaken（Gt/Vo）
THE CHERRY COKE$：KATSUO（Vo）
HOTSQUALL：チフネシンゴ（Gt/Vo）
ROACH：taama（Vo）
インタビュアー：荒金 良介　Photo by 上溝 恭香

－切磋琢磨できる関係性だと。

チフネ：そうですね。いい曲を作ってきたら、悔しいし。"シクフェス"でいい景色を観たら、グッと来ますからね。

TAKESHI：HOTSQUALLはメロディが優しいですね。コードの使い方が上手いというか、スッとメロディが入ってくるんですよ。あと、同じ3ピースで同世代なので、一緒に走ってる仲間という印象ですね。今日集まってくれた人も"シクフェス"の常連だし、集まるべくして集まったメンツという気がしてます。

－HOTSQUALLは"シクフェス"の1回目（2012年）から出てますよね？

TAKESHI：全部出てるのかな？ 一度だけ"ONION ROCK FESTIVAL"（HOTSQUALL主催イベント）と被ったときがあったよね。

－HOTSQUALLは2015年だけは出てなくて、あとは全部出演してます。

TAKESHI：出てなくても、遊びに来てくれたりしますからね。

－シクセブのおふたりに訊きたいんですが、"THICK FESTIVAL 2018"のラインナップで考慮したことは？

TAKESHI：これは毎年だけど、偏らないように意識してます。ラウドからも、メロディックからも、分け隔てなく呼んでますからね。お決まり感が出すぎないように気をつけてます。"こんな人も出るんだ！"という驚きも欲しいですからね。

チフネ：俺も"（シクセブは）ここと繋がっているんだ！"と思うことが多いですからね。

RYO：新しい人たちも積極的に出てほしいからね。

－"シクフェス"の印象というと、何が思い浮かびます？

チフネ：演者がベロベロになるところですね。新年会みたいになっちゃって。

TAKESHI：あれは楽しい。出番を決めるときも、こいつらは最初にやらせちゃダメだなって考えます（笑）。

チフネ：みんながワイワイ騒いでるイメージが強くて。シクセブがやってるときもみんな酔っぱらってるから、笑ったり、泣いたりして。

KATSUO：どのバンドも新年一発目が多いから、やってやる！ という気持ちで臨んでいるんですよね。イベント自体も活気があるし、パワフルだもんね。

hamaken：僕もすごく楽しいですね。しっかりやらなきゃいけないんだけど、遊びに行ってるような感覚も強くて。バンドマンの友達にもたくさん会えるし、"シクフェス"ぐらいじゃないかな、ライヴ前にお酒を飲むイベントは。

チフネ：いっぱい用意されてるから、しょうがないよね。

年明けだからなのか、みんなほんとにいいライヴをやるんですよ（TAKESHI）

－今はライヴ前にお酒を飲むバンドは少ないですよね。

taama：俺はケース・バイ・ケースですね。

KATSUO：どこだったかな、taamaがカウンターで"とりあえずテキーラ！"と言ってて。沖縄の人はすげぇなぁ、かっけー！ と思って。

taama：覚えてないです（笑）。"シクフェス"はナチュラルに楽しめる場所ですからね。解放されるというか。

チフネ：でも、ライヴをやるときはめちゃくちゃ気合が入ります。シクセブ主催の仲間のイベントでなあなあのライヴはできないし、みんなそういう意識だと思うんですよ。

TAKESHI：その積み重ねで、どんどんバトンが重くなるんですけどね（笑）。

KATSUO：前のバンドよりもヤベぇライヴをやって、トリのシクセブにはもっとヤバいライヴを見せてほしいから、ウチらも新メンバーを迎えて一発目だし、いいライヴをしたいなと思いますね。

hamaken：今年も気合を入れて、新年の挨拶をみんなにしたいですね。

taama：うん、気合ですね！

TAKESHI：年明けだからなのか、みんなほんとにいいライヴをやるんですよ。毎年ケツを叩かれますね。緊張するのは朝の挨拶かな。

RYO：えっ、そうなんや？ 俺は1ミリも緊張しないけどね（笑）。まぁ、最初から最後まで、観に来てくれた人に最高だった！ と思ってもらえるように、そして自分もそう思えるように頑張ります。いろんな人に支えられているし、また次回も開催できるようないい日にしたいですね。