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INTERVIEW

"THICK FESTIVAL 2018"座談会

2017.12.13UPDATE

2017年12月号掲載

"THICK FESTIVAL 2018"座談会

SECRET 7 LINE:RYO(Gt/Vo) TAKESHI(Dr/Vo)
AIR SWELL:hamaken(Gt/Vo)
THE CHERRY COKE$:KATSUO(Vo)
HOTSQUALL:チフネシンゴ(Gt/Vo)
ROACH:taama(Vo)
インタビュアー:荒金 良介 Photo by 上溝 恭香

-シクセブの音楽については?

taama:音楽のことはよくわからないけど、"声高っ!"って思う。

一同:ははははは(笑)。

taama:あと、曲が覚えやすい。ライヴを観てると、気づいたら歌ってますからね。そういうものは取り入れたいなと思いますね。勉強になります。

-次にTHE CHERRY COKE$との出会いは?

TAKESHI:いつかは覚えてないなぁ、THE CHERRY COKE$の『SEVEN』(2011年リリース)とかが出たあとだと思うけど。

KATSUO:うん。僕らもこういうシーンの人たちとそんなに対バンしてなかったし、今仲がいいバンドと知り合ったのもそこまで前ではないから。HOTSQUALL、シクセブは同時期ぐらいに知り合ったのかなと。

RYO:"TRIANGLE"が印象深いかな。

-九州でやってるイベントですね。

TAKESHI:そこでガッツリ仲良くなったのかな。今は野外フェスなんですけど、ちょっと前に九州全土を回ってたんですよ。(THE CHERRY COKE$と共演したのは)2012年かな。

KATSUO:最初は......印象になかったかなぁ。

一同:ははははは(笑)。

KATSUO:TAKESHIとは対バンというより、渋谷で飲んでるときに会うことが多くて。RYOちゃんは同い年で、勝手な親近感があるんですよね。シクセブの音楽はキャッチーだし、ライヴの構成もよく考えられてるなと思います。お客さんを掴むポイントが曲にあるし、楽曲もバラエティに富んでいるし、ライヴも好きですね。

-シクセブから見て、THE CHERRY COKE$の印象は?

TAKESHI:番長ですからね。親分肌なんですよ。

KATSUO:知らない奴から"番長!"と言われることがあるんだけど、あまりいい気がしなくて。こいつ、俺のことを茶化してるなって思うんですよね。

RYO:ははははは(笑)。いやぁ、"ほんとに懐の深い男で"って言うのも照れるし、"俺らの番長だよ"と言えば茶化せるんで。

KATSUO:結果茶化してる(笑)。

RYO:敬意を表してますから。同じ歳とは思えないくらい、人間としてのサイズ感が違うなと。そりゃ子分がついてくるよなって。KATSUO君は自分や自分のバンドだけじゃなく、それ以外のことも考えてるイメージですね。みんな自分のことで精一杯なのに、我々子分のことまで気に掛けてくれるから。

チフネ:今の子からすると"番長"ってどんな響きなんだろ。

KATSUO:ダサいよ、たぶん(笑)。

TAKESHI:頼りがいがあるというか、包容力がありますよね。こういう人になりたいなと。優しいんですよ。何かと声を掛けてくれますからね。

RYO:THE CHERRY COKE$の音楽は説明する必要がないくらい素晴らしいから、シーンを背負ってるところもあるだろうし、しかもバンドをやってもう長いでしょ?

KATSUO:今年で18年目だね。

RYO:歌も胸を打ちますからね。ライヴを観て、特にそれを感じます。歌声も力強いし、そこにも器のでかさが出てるなって。

TAKESHI:僕も歌に背中を押されますからね。

-そして、HOTSQUALLとの出会いというと?

TAKESHI:俺らのツアーにいきなり呼んだんじゃないかな。

チフネ:印象深いのは水戸かな。

TAKESHI:そうだね。SHANK、EGNISHがいて、そのときに初めて対バンしたんだと思う。『APATHY』(2011年リリース)レコ発ツアーの水戸だったかな。メールで何度か誘ってたけど、タイミングがなかなか合わなくて。

チフネ:RYOちゃんは前のバンドから知ってるんですけどね。

-SPICY SOCKSですね。

チフネ:はい。そのころに一緒にやったこともやったし、RYOちゃんのことは知ってたんですよ。SECRET 7 LINEという新しいバンドをやることになったと電話で聞いたときは、サービスエリアでウンコしてたんですけどね。

一同:ははははは(笑)。

チフネ:だから"あっ、どうも!"みたいな感じではなくて。会ったときから、長い付き合いになるなと思いました(笑)。ライヴを観て、同世代の"言わなくてもわかってる"感じというか。バンドを長くやってるからこその意地や、悩みとかをなんとなく共有してるところもあるから。そこを語らずともわかり合えて、一緒にお酒が飲める奴とは、長い付き合いになるんですよ。曲も同世代だから、何に影響を受けているのかもわかるし。

RYO:HOTSQUALLは楽曲も歌も昔から好きだし、毎回出すアルバムを聴いて、いい曲作るなぁと思います。単純にライヴを観るのも、曲を聴くのも好きですね。この3人(RYO、KATSUO、チフネ)は歳も同じなんですけど、THE CHERRY COKE$、HOTSQUALLは僕の中で特別な感じがあって。手を差し伸べてくれるんですよ。だから、いつも"ありがとう!"と思ってます。

チフネ:手を差し伸べてるつもりはないけどね(笑)。仲間として、こっちが勇気を貰うときもあれば、お尻を叩いてもらうこともあるし、逆にお尻を叩かなきゃと思うときもありますからね。