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INTERVIEW

SiCX

2017.11.22UPDATE

2017年11月号掲載

SiCX

メンバー:メンバー:SHO(Vo) YU-$UKE(Gt)

インタビュアー:インタビュアー:松本 圭輔(GEKIROCK CLOTHING店長)

7月にメジャー第1弾フル・アルバム『INITIUM』をリリースした5人組バンド、SiCX。彼らの魅力は、メンバーそれぞれの異なるジャンルの音楽的バックグラウンドを結集させた独自性の高い音楽だが、アーティスト写真やアートワークなどからは、ファッションやデザインへの強いこだわりも窺うことができる。今回はSHOとYU-$UKEに、SiCXの創り出す世界観においても重要な役割を担っていると言えるファッションやデザインにおけるポリシーやルーツについて、話を訊いた。

-7月にメジャー第1弾フル・アルバム『INITIUM』をリリースし、8月から来年の3月までのロング・ツアー("SiCX 1st Full Album "INITIUM" Release Tour 2017-2018")の真っ最中かと思いますが、現在の手応えはいかがでしょうか?

YU-$UKE:トラブルがめちゃくちゃ多くて......一般的に思いつくようなトラブルはだいたい経験してますね(笑)。

SHO:まずは移動からだよね。

YU-$UKE:前のツアーから帰ってきて、レコーディングするときに機材車がバーストしちゃって。そういうトラブルが重なったせいもあって、今、ステージはめちゃくちゃ強いですね(笑)。ひとつの傷を全員でカバーして。

-何があっても動じない(笑)。

一同:(笑)

YU-$UKE:前回のツアーで回ったところにもう1回行って、そこで待っててくれる人たちがいると、やっぱり嬉しいですしね。

-そうですね! 僕もDJで大阪、名古屋に行くことがあるので、そういうお客さんの反応は嬉しいです。ところで、激ロックでは8月20日に新宿club SCIENCEで開催されたリリース・パーティー([SiCX presents"Pit of Madness vol.4"-SiCX 1st Full Album "INITIUM" Release Party-])のレポートを上げさせていただいています(※9月号掲載)。写真からライヴの熱気ももちろん伝わってきますが、個人的に一番に目に飛び込んできたのが、コーデが超難しいマリン・ハットをバシッと着こなしているSHOさんでした。あのステージのコーディネートは全身ご自身で選んだのですか?

SHO:そうです。

YU-$UKE:俺は、昔の80年代とかのハード・ロックとかっていうイメージで見てたんだけど、実際どうなの?

SHO:そこはもろに通ってきてるからね。最初はロカビリーから入って、それからハード・ロックがめちゃくちゃ好きになったので、そういうファッションのスタイルとかも根底にあって。

-なるほど。

SHO:でもまぁ、コーディネートに関しては、そんなに考えてないですね(笑)。

YU-$UKE:よく選んだなって思うよね(笑)。傍から見てこの時期に被ってたら、ハロウィンなのか衣装なのかよくわかんないけど(笑)。

SHO:俺の衣装って基本的にハロウィンっぽいのかも(笑)。

一同:(笑)

-たしかに(笑)。そういった独特の感性が印象的だったので、ファッションとかアートワークとかも含め、そういうルーツも今回のインタビューで掘り下げていけたらなと思います。まずは、おふたりがファッションに目覚めたきっかけを教えていただけますか?

YU-$UKE:小5くらいのときに、地元の先輩が"ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル(原題:The Great Rock 'n' Roll Swindle)"っていう映画のビデオを持ってて。SEX PISTOLSのドキュメンタリーなんですけど、音楽とかそういうのは関係なく、それを観たときに"なんだ、この世界は!?"って衝撃を受けたんです。当時のパンクの世界が描かれてる映画なんですけど、その中には、ファッションも音楽も、それまで全然知らなかった初めての世界があって。それで、すごくカッコいいなと思って、自分も見よう見まねのDIYで、買ってきたTシャツを破ったり染めたりとか。当時はなかったじゃないですか、今あるようなダメージ・ジーンズとかって。なので、自分で作ってましたね。

-そんなに早くから。

YU-$UKE:小学生のときに、ふたつ上の中学1年生の先輩がいて、そういうのを持ってて。小学生だと周りの子たちはそういうのを聴かないので。

-でしょうね(笑)。親がそういう特殊な環境とかでない限りは......。

YU-$UKE:なので、親からはめちゃくちゃ叱られてましたね(笑)。髪染めたりとかして。

-地元はどちらですか?

YU-$UKE:地元は長崎です。田舎なんで、さらに(笑)。もともと、人と違うことをするのが好きなんで、世間では流行ってなかったっていうことが、自分の中でハマった理由かもしれないですね。ファッションにしてもアートワークにしても、パンクのメッセージ性が自分には合っていて。今でも共感するところはあるんですけど。それがきっかけですね。