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INTERVIEW

SiCX

2017.12.15UPDATE

2017年12月号掲載

SiCX

メンバー:SHO(Vo) Katsuhiko(Gt/Prog) YU-$UKE(Gt) CHIKARA(Ba) KEIICHIRO(Dr)

インタビュアー:吉羽 さおり

7月にリリースしたメジャー第1弾アルバム『INITIUM』を引っ提げて、8月から全国ツアー[SiCX 1st Full Album "INITIUM" Release Tour 2017-2018]をキック・オフしたSiCX。その前半戦となるツアーを終えたところで、再び5人を招集した。今作は強靭にビルドアップされた再録曲や、日本語詞も採用された新曲など、SiCXサウンドとしても新たな試みがなされ、光と闇のコントラストを多彩な角度で描いた挑戦的な作品だ。それゆえに、ツアーの中でライヴを再構築していく面白さがかなりあったはず。その近況を聞きつつ、今後の展望、ツアーでのよもやま話などもざっくばらんに語ってもらった。

-アルバム『INITIUM』を引っ提げてのツアー[SiCX 1st Full Album "INITIUM" Release Tour 2017-2018]の前半戦がほぼ終了しましたが。ここまでのところでの、ツアーの感触や新曲の手応えはどうですか。

SHO:今回、これまで行けなかった地方や場所もだいぶ回れたんですけど。待っていてくれている人たちがいてくれたのは、嬉しかったですね。自分らの音楽は、まだこんな遠い場所までは届いていないだろうなというところでも、ウェルカム感で待っていてくれて。そういう光景を見ると、自分らがやってきたことは間違いじゃないんだなという実感が初めて湧いてきましたね。

-初めての場所もあったんですね。

YU-$UKE:前半では特に、今まで行ったことがある場所に重きを置いてツアーを組んでいるんですけど。

CHIKARA:徳島とかは初めてだよね。

SHO:仙台も初めてですね。

KEIICHIRO:静岡も、ライヴハウスは初めての場所だよね。

-特に印象に残っている場所というと、初めて行った土地が強いですか。

SHO:徳島は、長い時間かけて行ったというのもあるんですけど印象深いですね。本当に聴いてくれている人がいるのかなとか、不安も抱えながら行ったんですけど、"待ってました"感があったし。音楽が届いてる──PVを観てくれたり、激ロックを読んでくれたりしていた子たちもいたので。間違ってないんだなって。本当にうちらの音楽を感じて、観に来てくれているんだなと思いましたね。

YU-$UKE:地方に行くと、人に触れるのがやっぱりいいですね。盛り上がり方も違うし。もちろん、盛り上がらないライヴもあるんですよ。それはそれで、いろいろ自分らも考えるし。ツアーを回っていると、ひとつひとつのライヴに対して、例えば30分でセットリストを組むなら、ギリギリまで何曲も詰められるなら、それをやろうとか。(ライヴ)1本1本で、気持ちが変わってきていますね。

-アルバムの曲での反応は、どうでしょう。

YU-$UKE:でもアルバムに入ってない曲もやったりしているからね(笑)。

SHO:そうだね。ただ『INITIUM』では日本語詞を入れて、変えてきた部分もあるので。そういう曲を、地方でも一緒に歌ってくれるというのは、すごく大きいなと思います。

Katsuhiko:たしかにみんな歌ってくれるね。

-実際にこうしてライヴでの反応や感触を得るまでは、みなさんにとって日本語詞で歌うというのは、チャレンジだなと思うところも大きかったですか?

SHO:やっぱり英語詞の方が、それっぽく聴こえるというか。かっこよくも聴こえるし、下手くそが歌ってもなんとなくそのメロディ・ラインに沿って聴こえるんですよね。でも、日本語詞は言葉のエッジが立つから、歌える人じゃないと歌いにくいと思うし、そういう部分ではチャレンジでしたけど、日本語詞と英語詞が混じっているのも込みで、SiCXの世界観だと思っています。それで一緒に歌ってもらえるのは、自分たちは間違ってないんだなって思いましたね。

-KEIICHIROさんはこのツアーはどうですか。

KEIICHIRO:印象的だったのは神戸からの帰りの台風ですよね。台風にぶち当たっちゃって。

YU-$UKE:"帰りの台風ですね"ってビール飲んで後ろで寝とったやん、お前(笑)!

KEIICHIRO:東京まで14時間かかりましたもんね。

SHO:走ってたら、機材車のなんかゴムの部分が風で取れたんですよ。

CHIKARA:バタバタバタバタってすごい音がしていて。

SHO:何が取れたのかわからないんですけど。俺、それを外に出て取りつけて、中に戻ろうと思ったら、風の圧力でドアが開かないんですよ。

YU-$UKE:そういうライヴ以外の時間も、"ツアー"なんですよね。移動時間では、うまい飯食ったりとか、地元の人にいろいろ教えてもらったりとか。そういうのが印象には残りましたね。