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INTERVIEW

HAWAIIAN6

2017.10.06UPDATE

2017年10月号掲載

HAWAIIAN6

メンバー:YUTA(Gt/Vo) HATANO(Dr) GURE(Ba)

インタビュアー:荒金 良介

-はははは(笑)。今作はメンバー3人の温度感、人間味がこれまで以上に伝わってきます。歌詞もすごくシンプルになりましたよね。「Burn」のラストに"強く生きろ/走り抜けるんだ"という歌詞がありますが、今のHAWAIIAN6を象徴する歌詞だなと。

YUTA:そうですね。言ってることはずっと同じだけど、今書いたらどうなるかなって。そしたらシンプルになったし、直截で簡潔になりました。以前はこの言葉の裏にはこういう意味があってみたいな書き方をしてたけど、今はすぐに言葉が伝わる方がいいなと思って。

-そこも音像と連動してます。今作はレコーディング期間が短かったことが功を奏しましたか?

HATANO:結果論だからなんとも言えないけど、夢としては1stアルバムをもう1回録ってみたい気持ちがあって。1stアルバムって、やり込んできた曲を録るじゃん。だから、迷いがないんだよね。ああいうレコーディングをやれるのなら、もう一度やってみたい。なかなか難しいけどね。今回の作品作りで確信したんだけど、(自分たちは)夏休みの宿題を8月31日にやるバンドなんだなと(笑)。そう考えたら、スッキリした部分があって。時間がなさすぎてパニクったけど、レコーディングには前向きになれたから。

-なるほど。今作は暗い曲が少ないというか、曲調からポジティヴなエネルギーを感じます。

YUTA:わかります。それがなんでかはわからないけど(笑)。

HATANO:昔は情熱だけでやっていたけど、今は情熱なんて枯れる寸前なわけで、自分の生き様をガソリンにするしかない。いい意味での潔さがポジティヴさを生んだのかもしれない。


今は"あがく"って言葉がすごくかっこいい言葉だと思える


-楽曲についても触れたいんですが、「Justice」は今までにない曲調ですね。この曲のリード・ヴォーカルはGUREさんですよね?

GURE:はい。歌ったら、YUTAさんにダセぇ! って言われました(笑)。

HATANO:ハードコアっぽい曲を作ってみようと。でもハードコア・バンドじゃないから、いかにふざけられるかがテーマでした。だから、みっともなく歌えって。

YUTA:一生懸命歌ったけど、結果みっともなかったという(笑)。

-こういう曲調がやれるのも、バンドの状態がいい証拠だなと。

HATANO:そうだね。「RAINBOW, RAINBOW」(2005年リリースの2ndアルバム『BEGINNINGS』収録曲)、「The Pride」(2007年リリースの3rdミニ・アルバム『RINGS』収録曲)とかを作ったときも、メロコアがこんなバラードっぽい曲をやらないでしょって。みんながやらないから面白いと思ったし。

-あと、"這ってでも進むんだ"(「Bleed」)という歌詞も、今のHAWAIIAN6が歌うからこそズシッと響いて。

YUTA:実際、そういう気持ちですからね。楽なことばかりじゃないから、やるしかねぇぜ! という気持ちはありますね。「Bleed」はそのまま自分のことを振り返って書きました。

HATANO:"あがく"って言葉は、昔はすげぇ嫌な言葉だと思ったけど、今はすごくかっこいい言葉だと思えるんだよね。今の自分たちがあがきまくってるからさ。それを見て見ぬ振りする方がかっこ悪いし。昔はネガティヴにとらえていたことすら、ものすごくポジティヴに感じるからね。それはいいことだし、自分の人生の集大成を出すべきだな、と。