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INTERVIEW

HAWAIIAN6

2009.11.18UPDATE

2009年11月号掲載

HAWAIIAN6

Member:Yuta(Vo&Gt)

Interviewer:ムラオカ

-初めてのインタビューとなりますので基本的なことから質問させてください。
まずは自己紹介をお願いします。

えー、HAWAIIAN6のYutaです。ギターです・・・以上です(笑)

-Hi-STANDARDのカヴァーを演奏するためにバンドを結成したとのことですが、そこからオリジナル曲を演奏するようになったきっかけはどんな流れだったのでしょうか?

そうですね、最初はコピーというかカヴァーをする流れでバンドが始まったんですが、結成当時から自分たちで曲を作り出そうというということは考えてました。オリジナルの曲は今と全然違った曲の感じだったんですね。なんていうのかな、POPっていうかPOP一直線って感じでした。
それでこれじゃなんかオリジナリティが無いよね?って話になって色々模索し始めたんです。メンバー同士年が離れているので、お互いの共通点を探そうという動きになって、で結局のところ共通点がHi-STANDARDと歌謡曲だったんです。それしか無かったんですね。じゃあ歌謡曲みたいなのをやってみたらどうなんだろうって考えたんです。
もちろん当時そんなこと誰もやろうとはして無かったんですけどね。僕もそういう歌謡曲っていうのは好きだったので始めました。それからだんだんと今のスタイルに近づいて来た感じですね。

-97年の結成から今までメンバー・チェンジも全くなく3人でバンドを続けてこられましたが、その秘訣は何でしょうか?

メンバー・チェンジをしたことが無いんでメンバー・チェンジをしないで済む秘訣は分かんないですね(笑)どうなんですかねー、逆にうちの場合メンバー同士の年が離れているからかもしれないですね。
そういう場合普通は一番年上の人間が統率をとるじゃないですか、僕とドラムは8つ年が離れているので、言ってしまえば完全に先輩なんで、そんなにギャーギャーと反論する感じではなくて、なんていうのかなそういうことが上手いこと働いているんじゃないかなって思います。
友達同士でバンドやっていたりするとやっぱりなんか小さいことでも喧嘩になったりするじゃないですか、そういうことはあんまり無いんで。そこがポイントだと思うんですが、実際のところはどうなんでしょうね(笑)

-97年からの活動で今なお、新しいファンを続々と取り込んでいっていますよね?
いつの時代の若者も引き続け続ける魅力とは自分たち自身ではなんだと思いますか?

魅力ですか(笑)ありがとうございます。好きだからこのバンドをやっているだけなんですよね。ライヴをやりたい、音楽を作りたいって気持ちだけなんで。冷静に考えると僕たちに魅力なんて微塵もないんだと思いますよ(笑)普通ですよ。何かあるんじゃなくて、好きでやっているということがみんな共感してくれているんじゃないかなってぐらいの感覚です。

-さて11.11リリースのフル・アルバムの話に移りたいと思いますが、前作『BEGINNINGS』より約4年半ぶりですね。完成した今の気持ちを教えてください。

結構今回は実感を持つ前に色々進んでいって、気が付いたら終わっていたって感じですね。だからまだ自分の中で完結してないし実感がないんですよね。
バンドにとっては凄くいいものができたと思うんですが、完成した実感だけがないですね。たぶんライヴでやっていって完璧に実感が沸くんじゃないかなと思いますね。

-曲作りはいつ頃から行われていたのですか?

去年の夏くらいからですね。

-フル・アルバムとしては自主レーベル「IKKI NOT DEAD」を設立以来、初めてのリリースとなりますよね?そういう点でも今作は大きな勝負作といえるのではないですか?

例えばですけど、曲を書くときに今回は特別なアルバムだから特別な曲を書こうなんて思わないですし、というか曲を書いているときは他の事を考える余裕なんて微塵もないですからね(笑)
なんていって良いのか判らないのですが、なんかあるんだなとは思いましたね。実際に作ってみて今作はバンドが凄く成長できる作品が出来たなとは思います。作品の良し悪しというかバンドメンバー、HAWAIIAN6というチームが成長できる作品じゃないかなと思いますね。そういう意味ではすごく良いものなんだなと思いますね。

-『BONDS』というアルバム・タイトルは「絆」という意味でとらえてよろしいでしょうか?

そうです!

-ではHAWAIIAN6にとっての絆とはどのようなものでしょうか?

今回『BONDS』って付けた経緯っていうのは、今までの曲作りって凄く大変で、大変というか躓くことが多くて、バンドを続けていくとそういうことってあると思うんですけど、今回はやっぱり凄く大変で、苦しい時期というものがあって、過去の作品でもそういう瞬間っていうのはあったんですけど、そういうときに歯を食いしばってやるしかない、無理をしてでも進むしかないって思ってやってたんですが、今回は凄く話す機会が多くて、そしてふとしたときに『曲作りが苦しいです。』と素直に言えた瞬間があったんです。
でもそれを素直に言えたからってなんになるわけでもないんですけどね。言えたから曲が生まれる訳でもないですしね。でも言えた事によって繋がりというか、簡単に言えば絆みたいなものが凄く意識できたんです。
HAWAIIAN6のメンバー同士っていうのを通り越して、1人の人間同士としての絆が凄く見えた瞬間があったんです。振り返ってみるとそういう瞬間が印象深かったので、今回のタイトルはこれしか無いだろうと思いました。
こうやって音楽を作って、CDをリリースすることによって、ライヴができたり、こうやってインタビューしてもらえたり、HAWAIIAN6っていうチームと様々な人たちが係わり合いを持つことができるんだなと思ったんですよね。自分たちだけで出来ることなんて凄く限られていて、純粋にそういう気持ちになれたなっていうか。だから『BONDS』というタイトルをつけました。