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INTERVIEW

HAWAIIAN6

2009.11.18UPDATE

2009年11月号掲載

HAWAIIAN6

Member:Yuta(Vo&Gt)

Interviewer:ムラオカ

-(沈黙)

ここまで言っておきながら1回サンプリングをSE的に使ったことがあるんですけどね(笑)

-(笑)CDが売れなくなり大手CDショップがつぶれたり、ロックシーンの流行のスパンがどんどん短くなったりと、今ロックシーンのみならず音楽シーンは激動の時代を迎えています。HAWAIIAN6がバンド結成したころとは状況が様変わりしているかと思いますが、そういった音楽シーンに思うことはありますか?

なんだろうな、とりあえず音楽とかロックとかに限らず何でも早いですよね。例えば芸能人とか、芸人とかでも早いじゃないですか。一年経ったら誰この人?みたいになっているじゃないですか。だからこの時代の早さっていうのは考えると何なんだろうと思うんですね。なんなんでしょうね?やっぱりインターネットなのかな。
でもなんかこと音楽に関してはやっぱりCDが売れないとかいうじゃないですか。実際そうだし事実そうだし。レコード屋がどんどん潰れたりとか。でもそのぶんインターネットが補っていると思うんですよね。だからCDを買わなくなってもインターネットがあるから音楽が昔よりいっそう人の生活には密着してるなって思いますね。
もうみんなパソコン、携帯を持っていて何らかの方法で音楽を聴くじゃないですか。そういうことから考えると昔よりも音楽に接している人は多くなったんじゃないかなと思いますね。だからこの状況をどう見るのかっていうのは、正直わからないですよね。商売目線から考えると良くないと思うんです、どうしても。売らなきゃいけないし。でもそれだけじゃないなと思うんですよね、音楽って。なんかそうじゃないものもあって。だから両極端ですよね。いい面もあり悪い面もあり、だから結局どうなんですかね?

-どうなんでしょうね。

結局最後、投げちゃいました(笑)今の時代は捉え方によっては凄く面白くなってきてるんじゃないかなとは思うんですよね。

-確実に敷居は下がってますよね。

昔僕らが始めた頃だったら普通にCD出せるなんてことはありえないみたいな感じでしたもんね。僕らが始めた頃っていうのは、インディーズって言うものが定着してきて、やり方によっちゃCDって出せるんだなって思い始めた頃で、それがだんだんMySpaceとかYOUTUBEとか色んなものが広がっていって、録って出しじゃないですけどレコーディングっていうのも機材の普及で誰でも音楽を作ってCDとして出すことが可能になって、なんか本当に面白いものが残って行くんだろうなって思いますね。例えば楽曲が素晴らしいとか、アイディアが面白いとか、そういう面白いものが残っていく時代なんだと思いますね。

-敷居は下がった分、逆にシビアになってきているということかも知れないですね。

そうですね。だから本当にわからないんですよね。僕らは僕らで、じゃあ今までやっていたことを変えて何かができるのかと言われれば、何も出来ないだろうし。今まで通り自分たちが面白いと思えることを続ければいいのかな?と思いますね。そう信じています。

-わかりました。ありがとうございます。今日のインタビューは以上になります。

いえこちらこそ!こんなんで大丈夫ですかね(笑)

-全然問題ないですよ(笑)

たまに喋り終わった後に、『何言ってんだろう、俺』って思うことがあるんですよね(笑)全然質問の答えと違うこと言ってるなと思うことがあるんですよ。で、まぁいいやって思うんです(笑)

-そんなこと無かったですよ!

そうですか。ありがとうございます!

-アルバムリリース後にロングツアーが控えてますね。

そうですね。ウチらのアルバムリリースは4年半ぶりなんですが、ライヴはちょいちょいやっていて一昨年かな、『RINGS』っていうミニ・アルバムを出してツアーを70本くらいやったんです。それは結構大変でした。それに比べれば今回のツアーは30本強くらいなんで。でもやっぱり大変なことに変わりはないですけどね。

-頑張ってください!

ウイッス!