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INTERVIEW

Octaviagrace

2016.10.12UPDATE

2016年10月号掲載

Octaviagrace

メンバー:実稀(Vo) Youske(Ba) hanako(Gt)

インタビュアー:今谷 重治

-激ロック初インタビューとなりますので、まずはバンドの紹介からお願いできますか?

Youske:2015年4月に1stEP『RESONANT CINEMA』のリリースを皮切りに活動がスタートしました。それから12月に1stシングル『Recollect Storia』をリリースして、今回のフル・アルバム『Outward Resonance』のリリースに至ります。

-Octaviagraceというバンド名に込められた意味を教えてください。

Youske:"Octavia"は音階のオクターヴに由来していて、音符の並びを意識してます。"grace"は上品とかそういう意味になるので、"オクターヴの中で上品に音を奏でようじゃないか"というコンセプトが込められてます。

-そんなOctaviagraceは4人が作曲していて、それでもしっかりと作品の色が統一されているところが本当にすごいことだと感心しますが、曲作りは具体的にどのように進行していくのでしょうか?

Youske:ひとりがデモを作ってきて、そこにプリプロという形で、みんなが"こういうフレーズを当てはめたい"という音をデータで送り合って、そこである程度の骨組みができあがります。それが問題なければそのままいこうという感じになりますね。その作曲者のイメージと違うからNGということはあんまりなくて、それぞれの専門楽器以外のことに関してはどうしてもできないことが多いから任せるんです。例えば僕が作ったデモに乗せてくれたギターは、予想を遥かに上回ったものになってますし、そういうことを期待してデモを出しているんです。

実稀:各々のセンスを信頼できてるところがあるので、期待外れなものは返ってこないから、デモを出した時点でみんな自由にやってねって。どのパートも自分のフレーズは全部自分で考えているので、それで統一感が出てるのかなと思います。

-ちなみに、みなさんが作詞作曲される際に今まで影響を受けてきたアーティストの感じが出たりすることはありますか?

Youske:作曲に関して僕はそんなに感じたことないんですけど、ベース・ラインの方がありますね。L'Arc〜en〜Cielと東京事変が僕の中では二大巨頭で。

-その感じすごく伝わってきます(笑)。

Youske:(笑)大好きなんですよ! tetsuyaさんも亀田(誠治)さんもタイプは全然違うと思うんですけど、僕は大好きで死ぬほどコピーしてました。ベースがちょっとやらかしてる感じとかもそのまんまコピーしてるので、ちょっと疎まれてますけど(笑)。

-実稀さんは?

実稀:私は基本的に邦楽の暗いロックをずっと聴いてきたので(笑)。THE BACK HORNとか、UNLIMITS、初期のCoccoも聴いてました。洋楽だとEVANESCENCEとか。だから自分の中に明るいメロディがなくて。聴いてきた音楽は一番みんなと違うのかなって思います。なので曲を並べたときに、私の曲だけ異色な感じになりがちではありますけど。それでいいのかなと。

-hanakoさんは?

hanako:私は前のバンドではメタル・バンドとして活動していたこともあり、シンフォニック・メタルなどは好きで影響受けてますね。ギター・ソロとか、鍵盤とツイン・リードしていたり、そういったアレンジ面では影響を受けてます。でも高校時代は実稀ちゃんと同じようにJ-ROCKとかも聴いてたので、歌メロはそういうところからの影響も出てます。

曲のバリエーションを幅広く持たせて、新たな一面をリスナーに提示したい

-今作についてうかがっていきたいのですが、全体を通して何かテーマにしたことはありますか?

Youske:今回は初めてのフル・アルバムで、曲のバリエーションも幅広く持たせて、新たな一面をリスナーに提示したいなというところがあったので、アルバム・タイトルになっている"Outward(=外側に)"で外側に羽ばたいていって、響き渡るという意味で"Resonance"という言葉をつけてます。"どんどん新しく広げていきましょう"という意味が込められてますね。

-Track.1「Seal memory」は冒頭を飾るのに相応しい疾走感のある楽曲で、ヘヴィなリフとサビでがっつり主張してくるベース・ラインが耳に残ります。最初からアルバムの1曲目というつもりで制作されたんですか?

Youske:そういうわけではないですね。実はこの曲は結構前からあって、今回収録する曲を仮で並べてみたときに1曲目に合うのがこれだったという、そういう後づけですね。

実稀:1曲目になる曲が他にはなくて、この曲を最初に持ってきたときに、なんかいいんじゃないって。 Youske:うまいことハマッてくれましたね。

-歌詞に出てくる"君"というワードも印象的で、聴き手が感情移入しやすいと思います。

実稀:単純に、書くときに私が感情移入しやすいからってことで"君"とか"あなた"って言葉を使っているんですけど。この曲は愛とか恋とかという感じではなく、もっと大きいテーマで、自分の中では"家族愛"みたいなところを含めて書いた歌詞ですね。

-家族愛......。

一同:(笑)

実稀:お母さんありがとう、とか(笑)。そんなあたたかい感じではないですけど。

Youske:でも恋愛に置き換えて聴いていただいても結構ですよ(笑)。

実稀:自分に守るものができたらこんな感じかなっていう想像を含めつつ。