INTERVIEW
Octaviagrace
2016.10.12UPDATE
2016年10月号掲載
Member:実稀(Vo) Youske(Ba) hanako(Gt)
Interviewer:今谷 重治
-この歌詞のテーマは?
実稀:そのとき私が、"禁断の恋"みたいなドラマを見ていて(笑)。それを見たあとに作ったから、そういう......"これ以上はダメだよ"みたいな(笑)。そこで思い留まってお別れしましょうっていうテーマで......。
一同:(笑)
Youske:それ初めて聞いたな(笑)。
実稀:それに影響を受けたってことだから、それを丸ごと書いたわけじゃないです。そういう要素が若干出ちゃったかな? みたいな(笑)。まぁ、お別れの歌なので、タイトルにも"ending"ってつけました。
-次聴くときはそれを意識して聴きますね(笑)。それと先ほどMVの話が出てきましたが、どんな感じの作品になりましたか?(※取材はMV公開前)
実稀:今回お願いした監督さん(小嶋貴之)が、グラフィックと映像の融合を得意としている方なので、撮影はほぼ合成するためのグリーン・バックで、私たちもサンプルが上がってくるまで何が起きるのかわからなかったんです。で、ほぼ完成系の映像を見せていただいたんですけど、背景はすべてグラフィックが使われていて、すごく独特というか、この界隈ではあまり見ないようなミュージック・ビデオになってました。
Youske:ようやくフィクションに入れた感があるよね(笑)。
実稀:最初見たときは"すごい"しか言えなかった(笑)。すごく凝って作っていただいたので。あとは、ミュージック・ビデオ自体にもストーリーがあって、私が考えた歌詞を踏まえて、別視点でのイメージで作ってもらってるので、それはそれで楽しんでいただけると思いますね。
Youske:1回見ただけだと、"きれいな作品だな"ってだけで終わっちゃうと思うんですけど、2、3回見ていくといろいろと見えてきて面白いんじゃないかなと。
実稀:"このシーンはこう繋がってたんだ"っていう発見があったりするので。
-そして11月26日には2回目のワンマン・ライヴの開催を吉祥寺CRESCENDOで迎えますが、そこへの意気込みを教えてください。
Youske:超満員で迎えたいですね(笑)。今回アルバムのレコ発ということでやるので、それを聴き込んだ方が来られるわけですから。
実稀:今回は10月にツアーを挟んでしまうから、発売直後にレコ発ができないんです。だからそのぶんお客さんも曲を聴き込む時間があると思うので、より期待感を持ってもらってみんなと一緒に楽しめたらなと。
Youske:CDになった曲をそのまま再現するだけだとライヴの意味がないので、ライヴならではのプラス・アルファを入れて視覚的にも楽しめるようなライヴにしようと思ってます。
実稀:今回のアルバムに入っている曲で、ライヴ初披露となる曲もあるので。自分の中でもどういうふうにライヴ映えするのか楽しみですし、お客さんのリアクションも楽しみです。
-最後になりますが、激ロックの読者に向けてメッセージをお願いします。
Youske:Octaviagraceがやっている音楽は激ロックの読者の方からすると異色な感じがするかもしれないですが、そういう方にも楽しんでもらえる作品になっていると思います。ぜひ聴いてライヴに来ていただければと思います!