MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

AMON AMARTH

2016.03.18UPDATE

2016年03月号掲載

AMON AMARTH

メンバー:Johan Hegg(Vo)

インタビュアー:今谷 重治

-そして本編ラストのTrack.11「Back On Northern Shores」はアルバムの中では最長の7分超えの楽曲です。曲の中盤に進むにつれて徐々に盛り上がっていく、物語のラストを飾るに相応しいプログレッシヴな雰囲気のある曲ですが、物語は最後、どのような結末を迎えるのでしょうか?

この曲はもちろん素晴らしいエンディングなんだけれど、アルバム全体を凝縮させた内容になっている。まるでジェットコースターに乗っているかのように展開する曲だ。メロウに始まって、アグレッシヴなセクションに入り、最後は静かになっていく。歌詞の面でも主人公は未知の世界に向かっていて、これからどうなるかわからないけど、途中ですごい戦いに挑んで、最後はメランコリックに終わる。アルバムそのものだよね。

-日本盤のボーナス・トラックには、「Death In Fire」(2002年リリースの4thアルバム『Versus The World』収録)の新録バージョン(Track.12)とライヴ・テイク(Track.13)が収録されていますね。今回この曲を日本盤のボーナス・トラックに選んだ理由を教えてください。

この曲は自分たちのキャリアにとって非常に重要な曲だけど、新しいファンにはそれほど知られていないと思うんだ。これを日本のオーディエンス用に再レコーディングしてリリースしたら面白いと思ったんだよ。この曲はヨーロッパのライヴでは盛り上がる曲だから、日本のファンにも気に入ってもらいたいと思って今回入れたんだ。

-今作は10枚目の作品ということでかなり感慨深いところはあると思いますが、今まで作ってきた作品の中で特に気に入っている作品はどれですか? "AMON AMARTHを聴くならこれは絶対聴いてほしい"という1枚があれば教えてください。

(笑)なぜか1番新しい作品が1番好きな作品になってしまうんだ。鮮明に頭の中に残っているし、腕も上がっているし、構成も凝っているからね。だから"これは絶対に聴いてほしい"という1枚は選べない。今まで作ったアルバムはどれも誇りに思っているし、そのときの自分たちの立ち位置や在り方を最大限に出し切っているし、1番うまく表現している。振り返ると、"ここをこうすればよかった、もっと違う取り組み方ができた"って考えてしまうから、作品ごとに満足しているとあえて思うようにしている。当時の自分たちを代表しているものだからこそ、自分たちの進歩や進化を誇りに思っているんだ!

-今作のプロデュース、ミックス、マスタリングを手掛けたのは2013年リリースの9thアルバム『Deceiver Of The Gods』に引き続きAndy Sneapですね。彼は今のAMON AMARTHサウンドの形成に欠かせない存在だと思いますが、彼との仕事はいかがですか?

Andyはすごくいい人で、才能があるプロデューサーなんだ。彼は俺たちの音楽の良さを引き出す天才でもある。彼と初めて仕事をした前作はやはり手探りだったけど、今回はお互いに慣れ親しんでいたし、自信もあった。はっきり物事が言える間柄になってよかったよ。彼はクリエイティヴなアイディアが豊富で、非常に仕事がやりやすい。

-レコーディングの際は彼の方からスウェーデンに来てくれたんですか?

いや、俺たちの方から、彼のスタジオがあるイギリスに行ってレコーディングをしたんだ。

-ドラムのFredrik Anderssonが去年脱退して4人体制となっていますが、脱退の理由を教えていただけますか? また、これから新ドラマーを迎える予定はありますか?

お互い同意して決めたことだったけど、あまり話をすることでもないんだ。彼は17年間もバンドにいたから、いろんなことがあるよね。ずっとバンドに欠かせない存在ではあったけど、彼が脱退したからといって、世界の終わりでもないわけだよ。今回のアルバムには、Tobias Gustafsson(VOMITORY / CUT UP)が参加してくれたんだ。ドラマーは今募集していて、この春と夏にサポートとして叩いてくれる人は決まったけど、正式メンバーを急いで決めるつもりはないんだ。本当に相性がいいか、音楽的に合うかわかってから決めようかなと思っている。

-スウェーデンを始め、北欧はメタルに熱い地域だと思いますが、やはり今も新しいバンドが出てきたりと盛り上がっていますか? ちなみに"今このバンドが熱い!"という北欧のバンドはいますか?

Tobiasが参加しているCUT UPがすごくいいんだ。申し分ないくらい素晴らしいよ。『Forensic Nightmares』(2015年リリースのデビュー・アルバム)をリリースしたばかりなんだけど、すごく、すごく、アグレッシヴなアルバムでおすすめだよ。かっこいい。

-前回の来日は"KNOTFEST JAPAN 2014"だったと思いますが、そのときの日本のオーディエンスの反応はいかがでしたか? また、他のバンドと共演してみて、特に日本人で印象的だったバンドはいますか?

日本のオーディエンスは素晴らしいよ。日本で演奏するたびに、まあ、"LOUD PARK"も"KNOTFEST"もそうだけど、俺らを楽しませてくれるし、オーディエンスの反応が最高で大好きなんだ。"KNOTFEST JAPAN 2014"ではインタビューが多かったからそれほど日本のバンドを観ることができなかったけど、どれも演奏は素晴らしかったよ!

-"今このバンドと共演してみたい!"というバンドはいますか?

IRON MAIDENだな(笑)。もちろん他にも共演したい素晴らしいバンドがたくさんいる。長い間、PRIMORDIALというバンドを誘っているんだけど、俺たちが回る長期ツアーには参加できなくてまだ実現してないんだ。大好きなバンドだからぜひ一緒にライヴをやりたいけどね。

-ぜひ単独での来日公演を期待したいところですが、今作リリース後の来日の予定などはありますか?

日本には行きたいよ! ずっと日本でプレイしたかったから、ぜひ単独ツアーを実現させたいよ。バンドだけで決められるんなら毎年行きたいね。このアルバムのリリースで来日が実現すればいいよね。

-最後にぜひ日本のファンに熱いメッセージをお願いします!

みんなにアルバムを聴いて楽しんでほしい! あと、日本に行くことを最優先に考えているから待っててくれ!