INTERVIEW
HOOBASTANK
2014.08.04UPDATE
Member:Douglas Robb(Vo)
Interviewer:山口 智男
-さて、今年で結成20年。この20年を振り返ってどんなことを感じますか?
歳を取ったっていうこと以外に? ものすごく幸運だと感じるよ。20年を振り返ると素晴らしい気持ちが残るよ。これが自分の人生だなんて信じられないよ。阿呆らしいくらいさ。もう度やり直して同じ人生を歩めればと思うこともあるよ。
-結成した時の直近の目標って何でしたか?
楽しむことが1番だったよ。たまに楽しむという意味を大きく捉えすぎちゃったこともあったけど、ここまで続けてこれたのはそのおかげだと思う。有名になることのためでは絶対にない。金のためでも。楽しむために作り演奏する音楽への愛のためだった。
-20年前、バンドを始めたばかりの自分にアドバイスするとしたら何と言う?
"地に足をつけろ"と言うかな。名声に影響されるな。全てを冷静に受け止めろ。テンションを上下させるな。皮肉だけど自分はずっとそうだったからね。
-これまでにリリースしてきた『Hoobastank』『The Reason』『Every Man For Himself』『For(N)ever』『Is This The Day?』『Fight Or Flight』6枚のアルバムがバンドにとってどんな作品だったか簡単にコメントをもらえますか?
『Hoobastank』は初めてはいつも特別。純粋さと切羽詰まった様子をうまく捉えている。フィルターなしで。ピュアな。人生最高の日々。『The Reason』はジェットコースター。人生を変えた作品。最高の日々。『Every Man For Himself』は実験的。挑戦的。視点を変える。疲れる。『For(N)ever』はチャージ完了。リフレッシュ。単純。『Is This The Day?』はメロウでリラックス。過渡期。『Fight Or Flight』は自由になる。再び"バンド"になる。新しい始まり。
-ところで、新作の予定は? これまでのペースを考えると、そろそろリリースしてもいい頃ですよね?
レコーディングしてリリースしたい新しい音楽があるけど集中できないんだよね。EPが終われば、続けてその後からまた新しい音楽が出せるかな?
-『Fight Or Flight』では「No Destination」や「Incomplete」といった新境地を印象づける曲もやっていたけど、次の作品でもそういう新しいことに挑戦していきたいと考えていますか?
そうだといいけど。その曲よりもっと冒険してもいいかも。バンドがこういう音であるべきだっていう人々の思い込みを壊すのはいつも楽しいよね。
-今度作る作品はどんな作品になりそうですか? あるいは、どんな作品にしたいと考えていますか?
全然わからないよ。最初にどんな音になるかとかは計画しないからね。とりあえず書いてレコーディングして、なるようになれって感じでやってるよ。
-最近はどんな音楽に興味がありますか? お気に入りのアーティストとか、おもしろいと思うジャンルとかシーンとかってありますか?
今はSt. VincentとQUEENS OF THE STONE AGEしか聴いてないよ。St. Vincentの新譜は本当に最高。QUEENS OF THE STONE AGEはずっと大好きで、友達のJon Theodoreがドラムをやっているんだ。
-11月に日本で会えるのを楽しみにしています。最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
もう精神的にはショーへの準備をしているよ。バンドの今年のハイライトになるよ。また呼んでくれて心の底からありがとう。何度でも呼んでほしいよ。ファンのみんなが大好きだし永遠に感謝しているんだ。どの曲を聴きたいかな? FacebookやTwitterで教えてね! ドウモアリガトウゴザイマス!!!!!!!!!