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INTERVIEW

BURY TOMORROW

2012.07.17UPDATE

BURY TOMORROW

Member:Daniel Winter-Bates (Vo)

Interviewer:ムラオカ Translator : Yuga

-前回来日した際のことで、思い出に残っていることを教えてください。

すべてが信じられないような体験だったよ。こんなにインスピレーションにあふれた場所なのに、日本に行く機会を得られる人間はそんなに多くない。たぶん、旅館に泊まって床で寝たり座ったりしたことが一番俺たちにとってクレイジーだったかな。

-前回リリースから今作リリースに至るまでのあなたがたの活動を教えていただけますか?

世界中でツアーしていたよ、ハハ。あとは最近セカンド・アルバムをレコーディングしたんだ。7月にリリースされる予定で、ものすごく誇りに思っているアルバムなんだ。みんなに聴いてもらえるのを楽しみにしているよ。

-2ndアルバム『The Union Of Crowns』完成おめでとうございます。この作品のプロデューサー、エンジニアなどの制作陣やレコーディング環境などを教えていただけますか?

オックスフォードにある新しいスタジオのRidgeway Studiosでレコーディングしたよ。 AntとPedroがエンジニアを担当してくれたんだけど、彼らは正直最高だった。この作品はこれまでで一番BURY TOMORROWが最高に良いサウンドで表現できたと言えるよ。プロダクションの面でもそうだし、彼らの努力と献身的な姿勢に本当に感謝しているよ。

-またこの作品にゲスト参加したミュージシャンはいらっしゃいますか?

いやいないよ。ちょっと友達と相談したけど、今回は自分たちだけでやることに決まったんだ。

-『The Union Of Crowns』というアルバム・タイトルに込められた意味を教えてください。

"The Union of Crowns"というのは、UKの王位統一のことで、イングランドやスコットランドの異なる王や地域がひとつになった時のことなんだ。より良い善のために手を取り合うというコンセプトが気に入ってね。それに俺たちの愛国心の表れにもなっているんだ。正直に言うと、国があるから俺たちが僕たちでいるからね。

-またアルバム・ジャケットもタイトルとリンクしたものになっているようですがこのイラストはどういった方がデザインしたものでしょうか?また依頼する際はどのようなリクエストをしたのでしょうか?

Jon Barmbyというとんでもなく才能のあるアーティストだよ。彼には俺たちからあるテーマを与えて、その通りにやってくれたんだ。 素晴らしい仕事をしてくれたし、あのアルバムのデザインにはすごく満足しているよ。

-前作『Portraits』と比較するとメロディがよりはっきりとした輪郭を持ち、さらにメロディが大幅に増量していると感じました。あなたがたの音楽性をメロディック・メタルコアと表記しているのをみたことがあるのですが、うまい表現だなと感じました。メタルコアと括られるバンドの中であなた方ほど、メロディやクリーン・ヴォーカルを大々的にフィーチャーしているバンドはほとんど見かけません。これは今作の方向性として重要なポイントではないでしょうか?

もちろん俺たちの一番のアピール・ポイントは、ものすごく重たいスクリームから軽快なメロディックなヴォーカルまで両極端にあることだよ。メロディこそが、俺たちを大衆向けのアウトフィットにさせているから、より多くのファン層にアピールできるんだよ。一部の人はスクリームがあまり好きじゃないかもしれないし、その逆にあまり歌うパートが好きじゃないファンもいるかもしれない...だから、バランスをとって全ての人に何かしら好きにさせる要素をあげることは大事だと思うんだ。

-メロディックでエモーショナルなパートがありつつも、アグレッシヴなパートはよりアグレッシヴに進化しているので、1曲の中での振り幅が大きくなっているように感じましたが、この意見には同意しますか?

もちろん同意するよ。極端さの面では、限界まで挑戦したんだ。支離滅裂で変に聴こえない範囲でね。スクリームにもクリーンにも、形が異なるだけで同じくらいたくさんの感情がこもっていると思うよ。