INTERVIEW
BURY TOMORROW
2012.07.17UPDATE
Member:Daniel Winter-Bates (Vo)
Interviewer:ムラオカ Translator : Yuga
-最近、メロディアスな要素を持っていたバンドもどんどんヘヴィな方向に音楽性をシフトして行っているように感じます。その中でそれに逆行するかの如くメロディを重視している点に好感を持ちました。あなたがたにとってメロディアスやキャッチーといった要素は重要度的にはどのような立ち位置にいるものなのでしょうか?
とても大切だよ。音楽は最近どんどん重くなる傾向にあるけど、そんな中キャッチーなヴォーカルを入れることは俺たちの違った面も見せるためにもとても大事なことなんだ。
-基本的にギターのJasonとMehdiのどちらかがリフやギター・パートを作ってきてそこからメンバー全員で曲の構成を組み立てていると前回のインタビューでお聞きしました。今作でも同様の過程を経て曲制作が行われたのでしょうか?
ある意味ではそうかな。Mehdiが最初に曲を書いて俺たちに見せるんだ。そして俺たちがちょいちょい変更を加えて、俺が曲のテーマや雰囲気を考えついてそこからスタートする感じかな。そういう流れで最近は動いているよ。
-移籍先のNuclear Blastには、メタルコア・バンドもいますが、オーセンティックなスラッシュ・メタルやメロディック・デス・メタル・バンドが多く在籍するレーベルであったので少々意外でした。あなたがたがNuclear Blastに移籍を決めた理由を教えてください。
Nuclear Blastが最初からアルバムを信じてくれていたんだ。俺たちは前からずっと、信念を評価するバンドで、俺たちに忠実でいてくれる人たちが大好きなんだ。そしてNuclear Blastはその通りのレーベルなんだよ。それにNuclear Blastには俺たちの好きなバンドがたくさんいるしね。
-Nuclear Blastと契約したということは、Artery Recordingsから離れたということですよね?マネージメント会社であるARTERY FOUNDATIONとは今も契約している状況でしょうか?
いや、マネージメントに関しても彼らとは離れたんだ。
-前作は日本盤のみボーナス・トラックとしてRicky Martinのヒット曲「Livin' La Vida Loca」が収録されていましたが、今作では日本のみのボーナス・トラックは用意されているのでしょうか?
まだ現時点ではボーナス・トラックがあるかは分からないな。 レーベルと話をする段階になればその選択肢について相談できるよ。今アルバムには入っていない曲をひとつレコーディングしてあるから、それがボーナス・トラックにできるかもね。
-2006年に結成してからまだ一度もメンバー・チェンジをしていませんね。仲良くバンドを保っていく秘訣がありましたら教えてください。
2008年に入ったMehdiが一番新しいメンバーだよ。でもこれが最後のラインナップになると思っているよ。たぶん人々の個性や違いに対して同じ敬意をもっていることが大事じゃないかな。俺たちは家族みたいなものだからもちろん喧嘩もするけど必ず仲直りできるんだ :)
-5年前はあなたがたのような音楽性で成功しているバンドのほとんどはアメリカのバンドでした。今ではあなたがた意外にもUK出身で成功しているバンドがだいぶ増えたのではないでしょうか?あなた方から見て、実際UKのメタルコア・シーンは盛り上がってきていますか?
もちろん今UKのシーンは超調子がいいよ。メタルコアはまだ一部の人から悪く見られているけど、俺たちがUKメタルコアが死ぬことがないようにしているから大丈夫さ。
-リリース後の再来日期待しています。最後に日本のファンにメッセージをお願いいたします。
俺たちの音楽を聴いてくれるみんな、ありがとう!新しいアルバムが出たらチェックしてくれ。たくさんの愛を込めて!