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INTERVIEW

SEX MACHINEGUNS

2011.06.08UPDATE

2011年06月号掲載

SEX MACHINEGUNS

メンバー:ANCHANG(Vo&Gt) SHINGO☆(Ba) KEN’ICHI(Dr)

インタビュアー:道明 利友

-でも、逆に言うと、SHINGO☆さんとKEN’ICHIさんは、SEX MACHINEGUNSの結成20周年っていう歴史の重みも感じつつ、自分達の若々しさだったり個性だったりも出せなきゃ意味がないっていうふうにはすごく感じてるんじゃないですか?

S:そうですね。特に僕は、前のベースのNOISYさんに似てるとかよく言われましたし。声も、顔も。けど、そういう手紙送ってくる人を一人ひとり呼び出してどうこうするっていうのは出来ないので(笑)、何を言われても自分自身を出すっていう。何も真似せず、自分が出来ることをやって、やって……。今、やっと、ちょっと違いが出せるようになってきたのかな、みたいな。違いますよね?

A:んっ!? う~ん……。

S:(笑)厳しいっすね……。身内に厳しい……。

A:(笑)まぁ、でも本当に……。厳しいことを言うと、ふたりは実際大変だと思うんですよね。過去にメンバーがたくさんいて、それぞれにキャラクターもあったし。で、ふたりはそれを超えてもらわなきゃいけないと。もちろん自分のやり方を出してもらったら嬉しいし、でもそれは、過去のものをきちんと消化したうえでやらないとお客さんは納得しないと思うんですよね。

-SEX MACHINEGUNSっていうもののイメージは、ファンの皆さんは強力に持っているでしょうからね。それを大切にした上で、っていう。

A:そうそう。てことは、ふたりはもう最初から、敷居がものすごい高いところに入ってきてしまったんだなと(笑)。だから、大変だと思いますよ。自分が「こうだ!」と思うものだけをやっていたんでは難しいし、歴史を消化したから今があるっていう、そういうものをやらなきゃいけないんですよね。

K:そうですね。入った最初のころは、やっぱり、その長い歴史をすごく感じて自分はどうすればいいんだろうっていうのもありましたけど……。けど、今はもう、そんなこと気にしてたらなんもできねぇなと思って。逆に、そういうことを気にするんだったら俺じゃなくていいじゃんっていうのもあるし。今までの歴史だけを大切にするんだったら、そこだけを常に考えてやってくれる他の誰でもいいじゃないですか。そうなってきてからは、あまり変には考えなくなりましたね。歴史はもちろん大切にしますけど、その上で、今の自分達の形を作らないとなっていう。でも、だからっつって、急に“どパンク”とかはやらないですけど(笑)。

-(笑)パンクっぽいものがエッセンスの一部として入るのは面白そうですけどね。ヘヴィ・メタルではない色んな音楽も、やっぱりルーツにはあるんですね。

K:はい。昔はメタルばっかりだったんですけど、今は色々聴きますね。ポップスも、R&Bも。ひとりでやるときは、そういう曲もじつはやったりします(笑)。隠れて、ひとりでコソコソと。

A:じつは、そういうのあったりしますよね。俺も、「こういうのもできるんちゃう!?」って全然違うテイストの曲やろうとするんですけど……。いざ、本気でやってみようとすると全然でけへんやんっていう(笑)。「結局ヘヴィ・メタル」しか出来ないのかなぁ……って(笑)。

-じゃあ、これから第5期メンバーで作る曲は、そのヘヴィ・メタルにR&B的エッセンスが入っている曲とかも出てくるのかこないのか、みたいな(笑)。音源のリリースは、もう視野に入ってますか?

A:予定としては、アルバムを今年じゅうに出したいっていう予定になってます! 前の会社から独立してちょうど1年くらいになったんですけど、その新しい環境で色んな人の協力も必要だしっていうことで、ようやくここにきてそれが出来る環境自体は整いそうだな、と。キーポイントになるんじゃないですかぁっ!? このアルバムが、今後のSEX MACHINEGUNSの!

S・K:おぉーっ!

A:俺がドラムになってKEN’ICHIがベースになってSHINGO☆が歌うとか(笑)。

S:(笑)ボーナス・トラックでやりましょう!

K:電気使わずにやるのもいいですね。

A:いいねぇーっ! アコースティック!

-(笑)どれも全然想像がつかない! あと、最後に、今回が激ロック初登場なんで超基本的なことも最後に聞きたいんですけど……。今回のDVDにも入ってる「みかんのうた」とか「森のくまさん」とか「愛の相撲部屋」みたいな、サウンドはめちゃくちゃガチなメタルなのにどうして歌詞はこんなユーモラスな感じなんだろうって感じてる人も多いんじゃないかと思うんです。このスタイルは、どんな動機があって生まれたものなんでしょう?

K:それって、なんか……。「やってない人が多いのはなんで?」っていうのもありますよね、逆に。

A:あぁ~っ。そうだねぇ。例えるなら……。僕はもうずっと、洋楽好きだったんですよ、とにかく。日本の音楽は全然聴かずに洋楽ばっか聴いてたんですけど、向こうの人達の歌詞カードとか見ると、結構ヒドいもんで(笑)。特にアメリカ人って、スラングをすごく使うじゃないですか。例えば、エッチなことをそのままエッチなふうに言わないで、でもじつはそういうことがいっぱい歌詞に入ってたり。そういうことと、ある意味同じような感覚が僕の中にはあるというか。だから、別にふざけたことを歌おうっていうつもりなかったし、日本語でそういうことをやってる音楽があってもいいのかなっていうのを僕なりに解釈してのこれ、っていうのが一番最初の動機ですよね。あとは、僕自身のキャラクターもあると思いますし。