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INTERVIEW

SEX MACHINEGUNS

2011.06.08UPDATE

2011年06月号掲載

SEX MACHINEGUNS

Member:ANCHANG(Vo&Gt) SHINGO☆(Ba) KEN’ICHI(Dr)

Interviewer:道明 利友

-なるほど。「みかんのうた」はもうまさに、愛媛出身のANCHANGならではのテーマだし。

A:そう。愛媛出身だからこういうことも歌うし、「森のくまさん」は、くまさんみたいな体型になってきたし……。で、娘さんを追っかけていったら逃げられるし。「愛の相撲部屋」は、僕、結婚したんで、奥さんと毎日相撲をとっていると(笑)。しかも、嫁も太っているので(笑)。

-(笑)一見ふざけた歌詞は、じつは題材がめちゃくちゃリアル。

A:はい。これもよく言うんですけど、僕は本当に、ふざけた歌詞を書くつもりは1ミリたりともないんですよ。お笑い芸人ではないので、面白いのを狙って作るほうが難しいし。だけど、わりと日常に落ちているものとか、ヒントになるものとかをポンと見つけて歌ってるというか。だから、「みかんのうた」もそうで、僕は愛媛出身だからみかんは本当に身近な題材で、だけどみかんそのもののことを歌ってるつもりは全然なくて。例えば、みかんを好きな人に例えたらどうなるんだろう、みたいな。「女性は色々いるけれど、愛媛の女性はひとりだけ!」とか、そういう裏がちゃんとあったりするんで、僕としては全然ふざけてるつもりはないんです。そういう歌詞と、最近はわりと本気な歌詞もあるんですよ(笑)。

S:マジメな!

A:そう。「プライド」なんか本当に遊びがないから、ちょっと恥ずかしいかなって思ったり。そういう歌詞もあり、「これ、ふざけてるな!」って歌詞で笑ってくれても全然良いし。でも、本気でSEX MACHINEGUNSを好きになってもらって作品を聴いてもらえたら、いずれ分かってもらえるとは思うんですよね。この人、パッと見はふざけてるようでじつはふざけてないなっていうふうになれば、すごく幸せかなと。そういう聴き方が、ひょっとしたら、今までメタルを聴いたことなかった人のメタルへの入り口になるかもしれないな、と!