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INTERVIEW

CHTHONIC

2011.06.10UPDATE

2011年06月号掲載

CHTHONIC

メンバー:Doris(Ba)

インタビュアー:道明 利友

-今まで知らなかったそういう歴史を知ることも、その中で人間として色々なことを考えるのも、すごく意味のある行為だと思います。もちろん音楽として楽しんでもらうことが大前提で、それと同時に歌詞に描かれているものから何かを考えるきっかけになったりすることは。

逆に、今回の歌詞は歴史について書いてはいますけど、その歴史的なことだけをシリアスに追求することはしたくなかったんですね。もちろん歴史について書いてはいるんですけど、台湾人だけでなく、日本人でも欧米人でも誰でも抱えるもの。例えば、社会の抑圧だったり、死と向き合うことだったり、そういうテーマに関連付けられるような歌詞に今回はしたつもりなんです。だから、もし歴史がそんなに好きじゃない人がいればそれは飛ばしてサウンドを楽しんでもらっても全然良いですし、逆に興味があればネットとかで調べて深く知ってみようとすることもできるだろうし、色々な楽しみ方でアルバムを感じてもらいたいっていうのはすごくありますね。ただ、その中から、さっきも言った台湾人のアイデンティティの葛藤のような、“自分は誰なのか”、“自分は何をするべき人間なのか”っていう葛藤だったり……。日々色々なことで誰もが戦っているっていう、そういうことをもし感じてもらえたら素晴らしいことだなと思います。

-その『Takasago Army』をたっぷり楽しんでもらって、7月の単独来日公演にも来てもらえれば素晴らしいですね。日本で単独公演を開催するのは初めての経験ですか?

そうですね!ヘッドライン・ショウは今回が初めてです。

-それじゃあ、今回のライヴは記念すべき経験になりますね!今から気合いはすごく入っているんじゃないですか?

もちろん! 気持ちは、今からすごくエキサイトしてます。日本にはもう何回か来ていて、DARK FUNERALと一緒に日本に来たのは5年前くらいかな?去年はLOUD PARKに出たし、その何年か前にはFUJI ROCK FESTIVALのRED MARQUEEにも出演しました。今回はやっと自分達のヘッドライン・ショウができるので、多くの人に私達のライヴをエンジョイしてもらいたいです。今回のニュー・アルバムは日本との関わりがすごく強く出ていて、台湾の歴史、そして日本の歴史について書かれていますけど、その中で私達が一番言いたいのは何かっていうと、何が良いのか、何が悪いのかっていうことじゃなくて、この作品を通して“自分自身を見つける”、“自分を探す”っていうことの重さを感じて欲しいんです。人生は短いし、自分がどうやって自分自身を確立していって、どうやって人生を本当に意味のあるものにするかっていことを感じてもらって……。このアルバムからそういう思いを感じ取ってくれて、幸せな人生を皆さんが送れることを願っています。