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INTERVIEW

FACT

2008.12.31UPDATE

FACT

Member:HIRO (Vo) / TOMOHIRO (Vo&Ba) / TAKAHIRO(Gt&Cho) / KAZUKI (Gt&Cho) / EIJI (Dr&Cho)

Interviewer:MAY-E

-そうですね。では、本作に対してのあなた方の満足度はどのくらいでしょうか。

E:もちろん、ここで終わりじゃないですけど、100点です。
K:もう今は、早くみんなに聴かせたい!
TO:うん。聴いてもらって、早くみんなの反応が見たいね。
E:わくわくしてます。
TAKAHIRO(以下:TA):またそれか(笑)

-本作で初めてFACTに出会う方が、FACTの新たなサウンドをどう捉えていくのか想像がつかなかったりもするんですが。

K:単純な問題なんですけど、自分が聴いて心地良いか心地良くないか、それだけで良いと思うんですよね。聴いてもらって、好きなら好き、嫌いなら嫌いでいいと思う。
TO:メジャーでやるので、今までより人の耳に触れる機会は増えると思う。そこで気持良い音楽だなって思ってくれる人が増えたらありがたいですね。

-現在の音楽シーンをどう捉えていますか。

K:これだけ色んな音楽が溢れていて、全てが耳に入ってくる分、個性を出すのが難しいと思う。
TA:聴きたいと思うバンドは自分で探しにいって見つけるからこそ愛着が沸くけど、今はネットで誰でも手軽に聴けちゃいますからね。

-そうですね。色々なアーティストにインタビューをしていても、インターネットの普及については色んな意見があるようです。宣伝しやすい良い時代だとか、逆に、似たようなバンドばかりが出てくる環境だとか。

K:俺は一概にマイナスだとは思っていないかな。自分らも実際そうやって音楽を聴くんで。ただ、似たようなバンドばかりが数多く出てくることに対してはうんざりしてはいますね。
TA:例えばスクリーモ・バンドみたいな、悲しくて、マイナー調な音楽が今は当たり前になってきてしまっている。そういうシーンを変えたくて、俺らはポップな要素を取り入れた部分もありますね。

-では、本作はスクリーモ・シーンへの反動だとも言えますね。

TA:それはありますね。やっぱり差をつけたかった。だから、ポップなものにシャウトを混ぜたらどうだろう、とか考えてました。
K:基本的に、俺らは他の音楽とかぶりたくないんですよ。どこにも属したくない。
TO:うん、だからどこにも属せないってのもあるんですけどね。居場所がない。
K:そう、それが不利な点でもあったり・・・
TO:どこにいっても違和感があるもんね。

-確かに、言葉で表すのがより一層難しいサウンドになりましたね。私はFACTの音楽をどう言葉で表現しようか頭を悩ませているんですが、ご自身でFACTのサウンドに名前を付けるとするなら?

K:なんだろうね。ジャンルで絞っちゃってそこにばかり固執しちゃうものなんだしね。じゃあ・・・総合音楽!
一同:爆笑
E:はい!僕たちのサウンドに名前を付けるとしたら、それは「FACT」です。
K:気持ち悪ぃ~(笑)
一同:笑
E:いや、でも、僕ずっと考えてました!

-つい先日、全く同じことを言っているバンドがいました(笑)

E:かぶった!やっちった!!
一同:爆笑
TA:あぁ、ありきたりありきたり(笑)

-じゃあ、FACTでいきますね。

E:いや、お任せします!やってください、お願いします。
K:ほんと、俺らが決めるよりも聴いた人がそれぞれの感じ方でいいと思うんです。ライナーノーツとかと一緒で、その人なりに昇華してもらって。聴く人によって聴き所も違うと思うしね。色んな意見があっていいんじゃないかな。

-10月からはライブも再開しているそうですね。新曲はもうプレイしているのですか?

TO:そうですね。今はもう新曲をメインにプレイしています。

-新曲の反応はどうですか?

TO:そうですね。キャッチーだし、今までよりポップになった分、初めて聴いてくれるお客さんにも分かり易いかなっていう自信は少しあったりしますね。
K:だけど俺らがそう思っていつつも、やっぱり分かんないよって言われたりもするんですよ。
TO:それがライブだからなのか何なのかは、まだ分からないね。

-ライブで表現するの難しいだろうなと想像するのですが、アルバムの音を忠実に再現するのか、ライブ感を生かしていくのか、どんなライブになるのかとわくわくしています。

TO:そうですね、その辺のバランスも今はまだ手探りだったりします。 聴いてもらって分かる通りに、このアルバムには色んな音が入っているので、前のままだとそれを表現しきれなかったりして、僕もそうだけどみんなまだ掴みきれてない部分があるんですよ。だけど、それをうまく表現出来るようになれば、初めてライブに来てくれたお客さんにもちゃんと伝わってくれるんじゃないかなという気がしていますね。