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INTERVIEW

LAST DAYS OF APRIL

2008.01.09UPDATE

LAST DAYS OF APRIL

Member:Karl Larsson(Vo&G)

Interviewer:MAY-E

-来日おめでとうございます。3度目の来日ですが、観光などはされました?

うん。今まで日本に来たときは、泊まったホテルはいつも渋谷だったんだけど、初来日と二回目の来日のときでホテルが違ったんだ。今回の3度目の来日でやっと二つのホテルの位置関係とか、どこに何があるかがようやく分かってきた感じなんだ。この辺りのお店も見てまわったよ。あとは新宿にも遊びにいったよ。

-今回出演が決まっているスウェーデン・サウンズ・イン・ジャパンに出演するアーティスト達ともともと交流はあるのですか?

うん、彼らの音楽を聴いたことももちろんあるし、むこうで会った事もあるよ。

-そのスウェーデン・サウンズ・イン・ジャパン以外にもアコースティックセットでライブをするそうですが、スウェーデンでもアコースティックのセットでライブをすることは多いのですか?

うん。今年の8月にカナダのバンドの「ティーガ・アンド・サラ」のサポートとして僕がついたときにはアコースティックでやったよ。彼らとは、2005年の僕のオーストラリアでのソロのツアーの時にシドニーで知り合ったんだ。彼らとはすごく気が合ったんだよ。で、彼らがヨーロッパツアーに来た時に、僕に「一緒にやらない?」って声をかけてくれたんだ。

-では、はじめてのインタビューなので基本的な質問をさせてください。まず「ラスト・デイズ・オブ・エイプリル」というバンド名の由来は?

実は、僕はプリンスの大ファンなんだ。プリンスの曲に「サムタイムエイプリル」ってタイトルがあるんだけど、そんな感じのバンド名にしたいなぁ~っていう、けっこう安易な由来なんだよ(笑)

-「ラスト・デイズ・オブ・エイプリル」っていうバンド名は長いですよね。

うん、長すぎるよね(笑)

-ファンの方たちからはどんな風に呼ばれているのですか?

LODAとかだね。95年くらいにこのバンド名が決まったんだけど、98年くらいに、僕自身も「このバンド名、うざいなぁ」なんて思ったりもしたこともあったんだけど(笑)今さら変えるわけにもいかなくて、そのまま今に至るって感じだよ。だけど今はもうこのバンド名にも慣れたけどね。

-今年2月に6枚目のアルバム「マイト・アズ・ウェル・リヴ」をリリースしましたね。より奥行きの増した世界観を表現した作品に仕上がっていますが、周囲の反応はいかがですか?

僕らバンド自身も満足しているし、おかげさまでファンの反応も凄くいいんだ。今回のアルバムにともなうライブの回数も今までよりもずっと多いんだけど、すごく楽しんでいるよ。僕自身、アルバムを作るときに「ライブ栄えする曲が作りたい」って思っていたんだ。ライブ向けに、よりパワフルで、人が聴いたときに心をグッと掴める様な、そういう曲を作ることを心がけていたんだよね。だからライブも凄く楽しんで続けているよ。

-その"マイト・アズ・ウェル・リヴ"に収録されているリードソング「フーズ・オン・ザ・フォン」のPVを拝見しました。淡い緑や黄色といったLDOAの雰囲気をよく表す色使いとポップな演出がきいていて、何度も繰り返し観てしまうほどお気に入りです。

ありがとう。

-PVの制作にもカールの意見は取り入れられているのですか?

えーっと・・・ノーだね(笑) 今回このビデオを作ってくれたスタッフ達っていうのは、昔から僕らのPVを作ってくれたクルーだから慣れていたのもあったし、それにすぐにアコースティックのプロモーションのためにライブに出なきゃいけなくて僕自身も凄く忙しい時期だったっていう理由もあって。アウトラインが出来てから大体の雰囲気を聞いて、僕はOKを出しただけで、基本はお任せだったんだ。だけどあの真っ赤なギターを選んだのは僕自身だよ。

-これまでにリリースした6枚のアルバムには、共通してLDOAらしいポップ感は存在しているのですが、歌が主体だったり、重みのあるサウンドだったり、ギターが主体だったりと、少しずつ違った表情が伺えるようにもなってますよね。次回作はどのような作品になりそうですか?

そうだね、次回作はライブ感をもっと出したいと思っているんだ。レコーディングもライブ録り(バンドが一緒にプレイして録音する)でやろうと思っているよ。あとで多少付け加えたりするかもしれないけどね。基本的には皆で一緒にプレイして、出来るだけシンプルにしたいんだ。楽器本来の生の音を大事にしたいから。アコースティックギターということじゃなくて、エレクトリックであってもエレクトリック本来の音を生かしていけるようにね。楽曲自体は60年代だとか70年代風の古いものでは決してないんだけど、サウンド自体はアナログ感を大事にしていきたいと思っているよ。