2017年に待望の初来日を果たしたWHITECHAPELの通算7作目。初期のオーソドックスなデスコアから脱却を図りつつ、方向性の模索を続けていた彼らだが、今作でついに1段階上のレベルに到達したと言えるだろう。バンドの根底にある凶暴性はもちろん、Djent／グルーヴ・メタル的手法や、オルタナ／ヘヴィ・ロックなフレーズまで取り入れたサウンドはさらに多彩に。そこにPhil Bozeman（Vo）の咆哮と、彼の少年時代の壮絶な体験をもとにしたという歌詞が組み合わさり、Track.1から聴き手をダークな世界へ引きずり込む。前作『Mark Of The Blade』で初導入され話題を呼んだクリーン・ヴォイスは、今作では割合がさらに増加。Track.4ではほぼ全編をクリーンで歌唱しているが、むしろプラスに作用し、表現にさらなる奥行きを与えている印象。感情をこれまで以上に剥き出しにした、ハードな1枚だ。 菅谷 透
2000年代以降、多くのデスコア・バンドがデビューを果たして商業的にも成功を収めてきた一方で、その後の方向性に苦しみ迷走して解散を余儀なくされたバンドもいるなか、テネシー州出身のトリプル・ギターを擁するWHITECHAPELは、00年代デス
2017年に待望の初来日を果たしたWHITECHAPELの通算7作目。初期のオーソドックスなデスコアから脱却を図りつつ、方向性の模索を続けていた彼らだが、今作でついに1段階上のレベルに到達したと言えるだろう。バンドの根底にある凶暴性はもちろ
メンバー自身が"クリーン・ヴォーカルを取り入れる"と公言し、良くも悪くも話題となっていた通算6枚目となる最新アルバム。典型的なデスコア・スタイルからの脱却を感じさせた、ここ数作の作風を踏襲しつつ、より顕著になったグルーヴ・メタル的な要素にせ
本国アメリカにおいては、2014年リリースの最新作『OurEndless War』が、全米チャート初登場10位という快挙を成し遂げ、いわゆるデスコアとされるバンドの中でもトップ・クラスの人気を誇る、トリプル・ギターを擁する6人組。未だ来日経
今や老舗メタル・レーベル、METAL BLADE RECORDSの"看板バンド"となった、アメリカはテネシー州ノックスヴィル出身のWHITECHAPEL。そんな彼らによる5枚目のフル・アルバムが今作だ。以前はデスコアという狭いジャンルの中で
アメリカ、テネシー出身の6人組トリプル・ギターのデスコア・バンドWHITECHAPEL待望の新作！ 今までのアルバムでも他のデスコア・バンドとは一線を越えた存在感を発揮していたが、今作ではメロディアスな要素を随所取り入れ、突っ走る速い曲もあ
日本国内と欧米では温度差に大きな隔たりがあるデスコア・シーン。それを象徴するようにこのWHITECHAPEL は前作『This Is Exile』において55,000枚以上もの売り上げを記録しているというという。彼らの待望の新作は、WHIT
デスコアという括りから開放され、エクストリーム・ミュージックの真髄を極めたテネシー出身の極悪6人組"WHITECHAPEL"5枚目のフル・アルバム完成！！
デスコア・シーンから解き放たれた野獣“WHITECHAPEL”降臨――― 最新型でヤバい“ブッ飛ぶ音”が欲しいヤツはコイツを聴くしかない！！
このアルバムは俺たちが作れる最も力強くてアグレッシヴな音楽が収録されている。WHITECHAPELのサウンドでありながら、更に成熟した物になっていると思うんだ。
