DISC REVIEW
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"レコーディングが終わって(中略)、1週間近く起き上がれなかったんだ"とAnders(Vo)が語るほどに全てが注ぎ込まれたIN FLAMESの11枚目となるニュー・アルバム。常に新たなサウンドを求めて進化を繰り返してきた彼ららしく、女性オペラ歌手をゲスト・ヴォーカルに招いたTrack.7「When The World Explodes」をはじめ、今作も実験的な要素満載!これまで存在感を示していたキーボード・サウンドは若干減ったものの、独特の空気感を持ったメロディや素晴らしいギター・リフの数々は今作も輝きを放っている。前作よりJesperがバンドを離れ、そのサウンドの変化が心配された彼らだが、2作続けてこれだけの作品をリリースしているのだから、その心配はもはや不要!2ヶ月後に控えたKNOTFEST JAPAN 2014での来日も本当に楽しみで仕方がない。 米沢 彰