DISC REVIEW
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PUNK ROCKシーンの最高峰、GREEN DAYが09年リリースの『21st Century Breakdown』以来約3年ぶりに世に放つ待望のニュー・アルバムが登場。しかも、今作を皮切りに短期間で連続して3枚のアルバムがリリースされるという3部作構成(『Uno!』、『Dos!』、『Tre!』)だという。なおプロデュースはバンドと長年の盟友Rob Cavalloによるもの。前作『21st~』は素晴らしい壮大なコンセプト・アルバムであったが前々作『American Idiot』で見せた爽快なパンク・ロック・サウンドが後退したのも事実であった。今作『Uno!』はアルバム収録12曲中半数以上がアップ・テンポのイケイケなパンク・ロック・アルバムとなっている。小難しいことは一切ナシ、シンプルなパンク・ロックを最高のクオリティで提示してきた、それが今作『Uno!』である。 ムラオカ