DISC REVIEW
-
昨年末にリリースされた1st EPから約10ヶ月、満を持して1stフル・アルバムが到着。今年6月に開催された激ロックTOUR VOL.3にも出演を果たし、一気に注目度を高めた彼らだが、その期待と予想を遥かに上回る作品を作り上げてきた。エモーショナルなメロディに乗る、英語と日本語を織り交ぜたヴォーカルもクオリティが上がっている。さらにギター・リフ、コーラス・ワークなどもフックが効いており、成長の度合いが見える仕上がりだ。Katy Perryの「California Gurls」のカバーも、意外な選曲だがアレンジが秀逸。前作収録の名曲「Fake and Going to Fade」のアコースティック・バージョンも収録されておりヴォリューム満点の全12曲のアルバムだ。マスタリングはFUNERAL FOR A FRIENDの最新作を手掛けたShawn Josephが行っている。 TETU★KID