DISC REVIEW
-
前任ヴォーカルCraigの脱退、新ヴォーカルBeauの加入。Fearless Recordsへの移籍と今作リリースまでに様々な困難を乗り越えてきたBTF。作品で聴く限りはCraigよりBeauの方がクリーン・パートの安定感他スキルが高く、メンバー・チェンジは正解だったと思わせる。邪悪なスクリームを叩きつけるJared(Ba)とのヴォーカル・コントラストもなかなか聴き応えがある。Eric とMike のギター・コンビも暴虐なリフから繊細なクリーン・トーンまでセンス良くこなしており、リスナーがついついギター・パートを中心に聴いてしまうような魅力を持っている。そんなBTFがALESANA、BROADWAYと供に「SCREAM OUT FEST 2010」にていよいよ日本に上陸する。ぜひぜひ観に行こうではないか。 ムラオカ