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激ロック | ラウドロック ポータルサイト

DISC REVIEW

Common Dreads

本作のコンセプトは前作同様に<ユニティ>だ。「今こそ一致団結の時である」と日本語で台詞が語られるなど、アルバム冒頭では様々な人々がそれぞれの言語で本作のテーマを投げかけている。タフなバンド・サウンドにデジタル・サウンドをブレンドするという彼ららしい独創的でリズミックな音塊が炸裂しているが、そういう実験的なユニークなアプローチを残しつつ、メロディと歌をしっかり聴かせる楽曲が圧倒的に多くなった。サビをリフレインする当たり前の楽曲構築が逆に新しいリード・ソング「Juggernauts」の高揚感は特にたまらない。ハードコアからは離れ、よりダンス・ミュージックに歩み寄ったと感じるが、理想的な進化だろう。MAY-E