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INTERVIEW

ENTER SHIKARI

2012.05.09UPDATE

ENTER SHIKARI

Member:Roughton "Rou" Reynolds (Vo), Liam "Rory" Clewlow(Gt)

Interviewer:ムラオカ

-来日おめでとうございます!今日はこの後ROCKAHOLICでDJをやっていただきますが、昨日も遊びにいらしていましたね?

Roughton "Rou" Reynolds(以下Rou):そうそう、今日DJをするし、チェックしようかなって思って行ったんだ。

Liam "Rory" Clewlow(以下Rory):俺は疲れてたから出掛けなかったんだ。時差ボケもあったし、睡眠重視でね(笑)。

-前回の来日の時は、A DAY TO REMEMEBERとESCAPE THE FATEとのジョイントでしたが、今回はワンマンということで、演奏時間も長くなると思うので楽しみです。因みにセット・リストは新作中心になりそうですか?

Rou:そうだね。新作を中心にしつつ、過去の曲もやっていくよ。

Rory:うん。新作だけだとプロモーションにはなるけど、それだけじゃつまらないし過去曲も含めてやった方が盛り上がると思うしね。

-曲がどんどん増えていくと、その分ライヴで演奏する曲の選択肢が広がっていきますよね。そうなるとセット・リストをどうしようとかいうことはバンド内で議論になったりはしますか?

Rory:曲によってメンバーそれぞれに好みが色々あって、これは絶対やりたくないって曲もあるんだ。例えばRobは「Jonny Sniper」が嫌いなんだよ(笑)。Chrisはポップな曲をやりたがるんだよね。Rouはハードコアな曲がやりたいんだ。

Rou:俺は「No Sleep Tonight」がやるのが好きなんだけど。

Rory:そうそう、でも俺は「No Sleep Tonight」って同じリフの繰り返しばっかりだからつまんないんだよね(笑)。で、俺は「Search Party」が好きなんだけど、Robはつまんないって言ったりして(笑)。そういう意味ではぶつかったりすることもあるけど、最終的にはメンバーそれぞれの好みが公平に入ったセット・リストになるよ。

-なるほど。ファンからのリアクションも気にしますか?

Rou:まぁ、確かにファンの反応が一番大事だよね(笑)。

-新作『A Flash Flood Of Colour』は、僕自身もそうですし、メディアからも絶賛されている非常に評価の高い作品ですね。今作はこれまでで一番緻密で繊細なサウンド・プロダクションである作品ですが、ライヴで再現するのに苦労しましたか?

Rou:そうだね。このアルバムをレコーディングしている時点では、プロデューサーの指示通り、ライヴで演奏することを想定せずにクリエイティブな面だけを重視していたんだ。でも実際に出来た時に、これをどうやってライヴでやるかって考えることが多くて、クリスマス前後の1ヶ月間は、各パートそれぞれの分担を考えて、アルバムからライヴ・サウンドに変換するまでに時間を費やしたよ。

-その1ヶ月間から日本に来るまでに、ライヴはどの位の本数をやっていたんですか?

Rory:ロンドンで3回、リーズで1回の合計4回だね。

-まだ4回なんですね!まだ試行錯誤している状況なのではないでしょうか?

Rou:そうだね。まだ4回だけど、でもかなり練習したからね!本格的なツアーはこれからだから本当に楽しみだな。

-日本公演の後は、オーストラリアのSOUNDWAVE FESTIVALに出演するんですよね?

Rou:うん。そうだね。

-個人的には今回のライヴで「Ghandi,Mate,Ghandi」が聴けるのを楽しみにしているのですが。

Rou:もちろんやるよ!

-今ダブステップというのは日本のラウド・シーンでもかなり浸透してきているジャンルではありますが、この曲は音圧が強いだけの画一的なダブステップとは一線を画している曲なので、出来栄えにはご自身でもかなり満足しているのではないですか?

Rou:この曲は元々DJをするとき用に作った曲で、もっとシンプルなダブステップの曲だったんだけど、凄く気に入ってたからETNER SHIKARI用に変換したんだ。ハードコアの要素を足したりしてね。

-なるほど。あなたのDJプロジェクトは“Rout”ですよね。“Rout”はどんな感じで活動しているのですか?

Rou:まぁどうしてもENTER SHIKARIの活動が中心になるから、アフター・ショウでやったりしてるよ。イギリスではちょこちょこやってるけどね。