DISC REVIEW
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メロディックでもあり、ハードコアでもあり、スクリーモでもあり、エモでもある。様々なジャンルのまさに"イイトコ取り!"唯一無比のADTR節大炸裂!フロリダ産5人組の3rdアルバム!「VICTORY RECORDS」に移籍してリリースされた前作「For Those Who Have Heart」で大ブレイク!!ライヴやフェスなどでどんどん知名度や人気を上げていき、一躍シーンのトップクラスに上り詰めた彼らだが、本作でもその勢いは止まる事はない!基本は痛快漢気メロディック!その中に爽やかな展開やエモさを取り入れたかと思えば、一気にブルータルで攻撃的な展開へなだれ込んだり、ハードコアの流れを伺わせるシンガロング・パートが組み込まれていたりと変幻自在に様々なジャンルを操る唯一無比のスタイルで楽しませてくれる。ブルータル・ハードコアとエモメロ。一見正反対の世界観ではないかと思うものの、彼らの聴くとそれらが驚くほどにぴったり1つの曲におさまり、相殺される事なく互いに個性を出し合っているのは流石!の一言。所々に見え隠れするおバカな遊び心も彼らならでは。ハードコア、エモメロ好き、そしてスクリーモ好きにもアプローチできる痛快!爽快!な作品。VANS WARPED TOUR 2009に参戦も決定!海外の雑誌など、各メディアでの大絶賛の嵐!知らないアナタは今すぐチェックしておくべき!!KEE01