COLUMN
SOILWORK BjornのSTABBING THE COLUMN vol.11
激ロッカーのみんなへ
僕はノース・カロライナでSOILWORKのニュー・アルバムのレコーディング中だ。湖畔の家を借りたんだけど、まるでスティーヴン・キングの映画に出てきそうなところでね。不気味だけどわくわくするんだ。
ここに来る前は、ワシントンで吹雪につかまっていたよ。これまで見たこともないようなもの凄いやつだった。一晩で深さ70センチも積もって、空港が閉鎖になってしまったんだ。飛行機の格納庫が崩れてしまって、どこにも行けなくなってしまったんだよ。スウェーデンから10時間かけて飛んできて、ヒルトン・ホテルの部屋に閉じ込められてしまった。ノース・カロライナまでは飛行機でたった1時間しかかからないのに。本当にイライラしたよ！ 僕が望んでいたのは、スタジオ入りして最初からレコーディングに参加することだったからね。まあとにかく、ルーム・サービスに金を使いすぎて、やっていたことと言えば、寝転んで次のフライトがいつになるのかを教えてくれと航空会社に連絡しようとしていただけだからね。
そしてようやく、ノース・カロライナ行きの飛行機が取れて、ピーター・ウィチャーズが空港で僕を拾ってくれたんだ。1年ぶりだったから嬉しかったね。やれやれ。レコーディングは半分くらい終わったところで、何もかもスムーズに進んでいるし、ドラムとギターのサウンドはもの凄いよ！
レコーディングをしていない時は、ぶらぶらしているには最高の場所でね。露天風呂とか、ビリヤードとかを楽しんでいる。室内には映画を見る設備もあるんだ。僕と、オーラ・フリンクとピーターは、毎朝起きたらジムに出かけている。こんなに健康的になるなんて信じられないよ（笑） この土地はとても良いところで、僕たちのゴミがお気に入りらしい、アライグマにも出くわすんだ。生きているのを見たのは初めてだよ。楽しいね。
自分用の寝室があるんだけど、これが今まで見たことがないくらい豪華でね。「ジーニー・ルーム」と呼ばれていて、赤いサテンのドレープが飾られていて、まるでハーレムみたいなんだ。部屋につながる扉は金色で、眠りに行くたびに、映画に出演しているような気分になる。俺たちのニュー・アルバム『The Panic Broadcast』は形になってきていて、絶対に凄いものになるよ。これまでで最も強力なアルバムで、みんなの反応が待ちきれないよ。最新のニュースについてはSOILWORKのfacebookのページをチェックしてくれ。またね。
ビョーン“スピード”ストリッド
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