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2012.10.06 12:00 | アーティストニュース

PANTERAのPhil Anselmo率いるDOWN、約5年振りの新作、6曲入りのEPをリリース決定!

PANTERAのPhil Anselmo率いるDOWN、約5年振りの新作、6曲入りのEPをリリース決定!

メタル・シーンの先駆者、DOWNが約5年振りとなる作品『Down IV Part I - The Purple EP』をリリース決定!USではDown Records/Independent Labelより9/18に発売されているこの作品が、いよいよ日本にも上陸!Roadrunner Records/Warner Music Japanより、10/6より輸入盤が販売スタートとなる。米Rolling Stone誌は今作からの楽曲「Witchtripper」を先行で公開しており、"グラインドするサウンドにあのアグレッシヴなPhilのヴォーカルが乗る、究極のDOWNの楽曲"と称賛している。

このEPには6曲の楽曲が収録されており、今後発表される4枚のEPシリーズの第1弾作品、という位置づけとなっている。Phil Anselmo(Vo/PANTERA)、Pepper Keenan(Gt/C.O.C.)、Kirk Windstein(Gt/CROWBAR)、Jimmy Bower(Dr/EYEHATEGOD)、そして新たにラインアップに加わったPat Bruders(Ba/CROWBAR)からなるDOWNは、USの発売日となる9/18より、10/2まで続く全米ツアーを現在敢行中。

今回、このEPの日本盤発売はなく、あえて輸入盤のみの販売という形になるが、この輸入盤には特典として解説・対訳PDFカードがダウンロードできるQRコードが付いており、輸入盤を購入しても解説や対訳を読めるという仕様になっている。

ニューオーリンズにあるPhilの自宅にあるスタジオ、Nodfertu's Lairにてセルフ・プロデュースという形で制作されたこのEP『Down IV Part I - The Purple EP』は、PANTERAからCORROSION OF CONFORMITY、CROWBAR、そしてEYEHATEGODという血統をそのまま受け継いだ、紛うことなきDOWNサウンドが封じ込まれた作品だ。驚異的なリフ、雷鳴のように轟くドラム、そしてPhilが放つ唯一無二の声、ここに収録されている6曲は周りを破壊し、虜にしてしまうほどの力に満ち溢れている。この作品はダークであり、危険であり、そして絶対的だとも言えるだろう。DOWNというバンドが、最高の形でここに提示されているのだ。

歌詞の面で言うと、今回のEPでは個人的な経験に基づく歌詞だけではなく、人類の信条や、人類の欠点、さらには文化的な信念というシステムといったテーマにまで探究した歌詞となっている。

フロントマンのPhilは、「この作品は、DOWNのファンに受け入れられ、そして楽しんでもらえる作品になったと信じている。このDOWNのアルバムは、とても純粋で、リアルなものなんだ」と語り、さらに「DOWNっていうのは、俺にとって詩的になり、歌詞でイメージを彩ることが出来る舞台なんだ。これが俺がとったアプローチさ。歌詞が音楽を補い、そして不吉な感覚を創り出す。最終的には、その歌詞を人々が聴くとき、彼らがどうやってこの歌詞を解釈するかって事が重要なんだけど、ダークなイメージを意識しながら俺は歌詞を書いていったのさ。それほど直観的なレベルっていうわけじゃないけど、こういったダークな要素ってのは、俺のお気に入りなんだよな。」と語っている。

1995年にアルバム『NOLA』でデビューを果たして以降、今まで75万枚を超えるセールスを記録してきたDOWN。今や伝説とも言われる1995年のデビュー・アルバムはアメリカでプラチナム・ディスクを獲得しており、2002年の『Down II: A Bustle In Your Hedgerow』、2007年の『Down III』も、ファンや批評家たちから絶賛を受ける成功を収めている。このEPシリーズ第1弾、『The Purple EP』も、大きな支持を得る作品となる事は間違いないだろう。


『Down IV Part I - The Purple EP』 
1. Levitation
2. Witchtripper
3. Open Coffins
4. The Curse Is A Lie
5. This Work Is Timeless
6. Misfortune Teller