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LIVE REPORT

SUMMER SONIC 2010|SUM 41

2010.08.08 @千葉マリンスタジアム&幕張メッセ

Writer 山本 真由

このバンドの曲とともに青春を過ごしたって人も多いだろう、SUM 41がサマソニのステージに帰ってきた!バンド名の由来が"夏休みの41日目に行ったWarped Tour"なだけに、夏フェスにはぴったりのバンドだ。
イントロのギターが入った途端に歓声があがる。一曲目は、「The Hell Song」!ファンがこの時のために用意していたのか、アリーナからまるで野球の応援みたいに風船が飛ぶ。続いて「We're All To Blame」では、Cone(Ba)がステージ上を駆け回り、ライヴならではのアレンジで盛り上げる。途中、"sacrifice!"の前にタメて、オーディエンスみんなに叫ばせる、というパフォーマンスも。新メンバーのTom(Gt)も安定したプレイで、すっかりSUMの曲をモノにしているようだった。

"古い曲もやるぜ"と始まったのは、「In Too Deep」。夏らしいポップ・チューンにアリーナは揃ってジャンプ!ここらで少し陰っていた空にも日が射して、さらにテンション・アップ!Deryck(Vo&Gt)はオーディエンスと上手くコミュニケーションをとりながら歌う。やっぱりSUMはキッズのためのバンドだ。
そして、"METALLICAは好きか?"と言ってなんと「Master Of Puppets」を披露。ポップパンク・バンドの中でもメタルからの影響の強いSUMならではのカヴァーだ。

その後も、古い曲も原曲をそのままではなくライヴ・アレンジしたり、コール&レスポンスを入れたり・・・バンド自身もライヴを思い切り楽しむように演奏していたのが印象的だった。ラストは「Fat Lip」で、ハッピーにシメ!と思ったら、Stevo3(Dr)が前に出てきて、まさかの「Pain For Pleasure」で爆笑のうちに終わる、というなんともSUMらしい、おバカで楽しいショウだった。

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