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INTERVIEW

Paledusk

2018.03.12UPDATE

2018年03月号掲載

Paledusk

メンバー:Kaito(Vo) Daisuke(Gt) 283(Gt) John(Ba) Seiya(Dr)

インタビュアー:荒金 良介

-昨年、場数を多く踏んできた経験値が今作に反映されていると?

Kaito:そうですね。2017年はPERIPHERY(※2017年2月22日に渋谷TSUTAYA O-EASTにて開催したPERIPHERY来日公演にてPaleduskがサポート・アクトを務めた)で始まり、coldrainで終わりましたからね。PERIPHERYと一緒にやったときは普段やらないプログレッシヴな曲をやったんですけど......。

-普通は自分たちの知らないお客さんだと、わかりやすい曲をやりそうですが(笑)。

Kaito:今ならそういう曲でライヴをやってないと思うし、そこでも学べたんですよ。coldrainに関してはライヴの爆発力が違うから、ぶち殺されちゃって。今回は昨年11月までに作った曲を一度ボツにして、またゼロから作り始めたんですよ。レコーディング含めて1ヶ月ぐらいで制作しました。しかも11月は11本ライヴがありましたからね。

Daisuke:車で移動中も曲を作ってました。タフな1ヶ月でしたね。

-今回はラウド好き以外のリスナーにも届く楽曲を意識して?

Kaito:昨年、Crystal Lakeのツアーにyonigeが出てたり、coldrainのツアーにSUPER BEAVERが出てたりしてて、かっこいい音楽はジャンル関係ないなって改めて感じました。自分も普段は幅広く音楽を聴きますし、その中でも好きなMy Hair is Badとかを聴く人なんかにも届けたいなというのは意識しました。

-なるほど。前作(2017年リリースの3rd EP『War Declaration』)とは考え方が180度違いますね。

Kaito:今考えると、前は甘かったなと思う部分が多かったですね。もちろん前作も大好きだし、とても愛着があります。前作があったからこそ、たくさんのライヴに出ることができましたし。それを経て、今回はより考えることができたから、今年はさらに上に行けるんじゃないかと思ってます。

-バンド的にストレートな作風を意識したと言ってましたが、例えばどのへんの音楽になるんですか?

Daisuke:ジャンルは違うけど、SUM 41がすごく好きなんですよ。ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムもまっすぐな演奏ですからね。そこに自分が大好きなメタルコアの要素も入れたくて。

Kaito:あと、今回は283が1曲だけ作ってて、それもキラー・チューンになってますからね。その想いもぜひ彼に訊いてあげてください!


デカい会場でやることを前提に曲を作りました


-わかりました(笑)。283さんが書いた曲はどれですか?

283:「Lights」です。自分はもともと松任谷由実さんやスガシカオさんが好きなんですよ。ユーミン(松任谷由実)の曲はメロディのリフレインが多くて、一度サビを聴いただけで次のサビが頭に浮かんで来ますからね。そういうキャッチーな曲構成に惹かれるし、自分はポップスが好きなので、お客さんも好きな人が多いと思うんですよ。

-「Lights」はいままでにないスケール感のある曲調です。

Kaito:今作の中でも感情を優先した曲ですからね。友達のDaichi君(Victim of Deception/Vo)が亡くなってしまって、俺と283は特にVoD(Victim of Deception)とは付き合いが長かったから。「Lights」を聴いたときに切ない気持ちになってしまって......。Daichi君のことだけじゃなく、生きることについて考えて歌詞を書いたと(283に)伝えたら、彼も同じことを考えて作ったみたいで。リフを聴いただけでその想いが伝わるって、そうないことだと思うから。それは素晴らしいなと思いました。

-エモーショナルな曲調に仕上がってますもんね。

Kaito:他の曲は怒っているんですけど、この曲はちょっと違いますね。前作(2017年リリースの3rd EP『War Declaration』)にも「F.T.F.」と「Lovers」という両極端な曲があったんですけど、その両方をやりたいので。

-「Lights」は"ウォーウォー"の合唱フレーズもあり、大きな会場で映えそうな楽曲だなと。

Kaito:今回はデカい会場でやることを前提に曲を作りましたからね。別にそういうライヴがいっぱい決まってるわけじゃないけど(笑)、自分たちからスケールを下げるのは違うなと思って。

-その発想が出てきたのも、これまでのステージ経験が生かされているわけで。

John:初見のお客さんも巻き込めるように、ノリやすいリフやテンポ感は意識しましたね。「Lights」のサビもそうだけど、他の曲もモッシュ・パートは"ここから行くぞ!"って感じで、みんなが入りやすい曲を心掛けました。

Seiya:頭に残るようなストレートさは大事にしたいなと。

Daisuke:今回の曲はプレイしてても簡単なんですよ。なるべく感情を届けたいし、気持ちが出せるライヴをしたくて。本当にライヴ映えする曲ばかりが揃ったなと思います。

-そういう意味で今回の制作を通して、自分たちらしさも見えてきました?

Kaito:ヘヴィさに重きを置いた曲でも、浮遊感のあるメロディアスなギターが入っているのはPaleduskらしさかなと。あと、あまり考えずに演奏することで、自分たちの人間味や内面が表れると思うし。チューニングをドロップFにしてるのも個性になっているから、それも魅力になっているかなと思います(笑)。