MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

Aldious

2015.12.02UPDATE

2015年12月号掲載

Aldious

Member:Re:NO(Vo) Yoshi(Gt) トキ(Gt) サワ(Ba) Marina(Dr)

Interviewer:米沢 彰

-予想外というか、いい意味で裏切られた感はありましたね。

Re:NO:ラヴ・ソングで、別れるのではなく"距離を置く"というのをテーマにして。お客さんと、ステージにいる自分たちとの距離感とか、"ツアーでまた会おうね"とか"また戻ってくるからね"みたいな気持ちをラヴ・ソングに落とし込んでいて......。

トキ:友達以上恋人未満みたいな(笑)。

一同:(笑)

トキ:中途半端だからこそ切ない。歌詞を読んでニヤニヤしてしまうような。

-青臭い感じすらしますよね。そこからTrack.5「Sweet Temptation」の妖艶さへの落差がものすごくギャップがあって、思わず引き込まれますね。

Re:NO:あそこが1番このアルバムでRe:NOが個人的に好きなところです。キラキラしていたのにドンって突き落とすみたいな。それが気持ちよくて。

-それは狙い通りですね。曲順はどのようにして決めたのでしょうか?

トキ:スタッフさんとカバー曲の置きどころでものすごく迷ったりしていたんですがカバー曲のアレンジが決まってきてからはもうこれしかないかな、と思いました(笑)

-そのカバー曲「PIECE OF MY WISH」(Track.8)についてはかなり気になっていて。どういった経緯で?

Re:NO:もともと好きな曲で。今井美樹さんって「PRIDE」(1996年リリースの12thシングル)がやっぱり有名なんですけど、この「PIECE OF MY WISH」(1991年リリースの7thシングル)が前から好きで、ずっと耳にあって。"この歌、実は好きなんです"って言ったら"じゃあカバーやろうか?"って話になったんです。そういう流れで、"え? 本当ですか! やれるんだったらぜひ"ってことで。

-軽い感じで始まったんですね(笑)。

トキ:(笑)本当に最初はそんな感じでしたね。カバーやってみたいよねって感じで始まって。

-初のカバー曲になるんですよね?

Yoshi:音源としては初めてですね。ライヴではいろいろやっているんですけど。

-先ほど少し話がでましたが、今作でも収録されている今年の7月にリリースしたシングル曲「die for you」があっての今作だというのは本当にそうだと思います。

Re:NO:あの曲がなかったら「STEP」もできてないと思いますね。

-この流れは当初から考えていたことなのでしょうか? それとも結果的に?

Re:NO:結果的に、ということになりますね。

-「die for you」と『Radiant A』の制作期間は結構間が空いていたのでしょうか?

Re:NO:大体4ヶ月ぐらいですかね。

Yoshi:でも曲によってデモを作ったタイミングは結構バラバラで、メンバーが前から作っていた曲もあれば、レコーディング直前に仕上がった曲もあって。

-アルバム自体はいつごろからレコーディングをされていたのでしょうか?

Yoshi:大体8月ぐらいからですね。

-共同プロデュースとして前作『Dazed and Delight』(2014年リリースの4thアルバム)ではK-A-Zさん、前々作『District Zero』(2013年リリースの3rdアルバム)ではSABER TIGERの木下昭仁氏の名前がありましたが、今作でも共同プロデューサーはいらっしゃるのでしょうか?

Yoshi:小林信一さんですね。

-地獄カルテットの。

Yoshi:そうです。2ndアルバム(2011年リリースの『Determination』)のときにアレンジで入っていただいたことがあって、それ以来なので久々ですね。エンジニアさんも初期のころに入っていただいた方についていただいています。

-プロデューサーを選ぶにあたって重要視していることってありますか?

Yoshi:たまたま縁があったりとか、スケジュールの都合があったりとかもありますし、私たちもある程度アレンジを仕上げた状態でデモを持っていくので、プロデューサーさんが変わって大きく変わることは基本的にないかも知れないです。いい音で作っていただいたり、アレンジのアイディアなど自分たちの+αになる部分を出していただいたりブラッシュアップしてもらえる方が合っているかなと思いますね。