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INTERVIEW

MANAFEST

2015.10.06UPDATE

2015年10月号掲載

MANAFEST

インタビュアー:山本 真由

-新作『Reborn』の完成、おめでとうございます! 前作『The Moment』(2014年リリースの7thアルバム)リリース時のインタビューでは"もう2度とこんなにブランクを空けたくない"と語ってくれましたが、有言実行のわずか9ヶ月という短いスパンでのアルバム・リリースとなりましたね。なぜこのような早い制作が可能だったのでしょうか?

実はこの期間に娘が産まれて、カリフォルニアからカナダのトロントに引っ越しをしたから、ツアーが少なかったんだ。そのお陰で曲を書く時間がたくさんあったし、一緒に曲を作ってるプロデューサーはとても仕事が早いからね。

-では『The Moment』をリリースしたあとは、積極的にライヴ活動をするというよりは、今作の制作に集中していたのですね。

トロントはすごく寒かったから、サーフィンもスケボーもできなくて、作曲の方に集中することができたんだ。

-今作は、"Reborn=再生"というタイトルの意味する通り、前作のマインドを引き継ぐというよりは、まったく新しいものを作ろうという意図があったのでしょうか?

以前所属していたレーベルを抜けたのは大きな変化だったよ。今は全部自分でやってるんだ。最近の曲では自分自身のルーツであるヒップホップに回帰している。今まで9枚の作品を作ってきて、これからまた新しいアーティストとしての方向性を探っているんだ。そういう意味では生まれ変わったと言ってもいいかもしれないね。

-今作は全体的に、よりベーシックな音作りであたたかいサウンドになっているように感じました。制作のプロセスや制作にあたって心境の変化などはあったのでしょうか?

俺はいろんなプロデューサーと仕事をするから、曲によって音を磨くプロセスは違うんだけど、基本的には俺がデモを作ってメールでみんなに送ってから一緒に作業していくよ。いろんなものに影響はされるけど、最初に何行か歌詞を書いたら制作モードに入れるんだ。

-制作環境などに変化はありましたか?

今回は『Fighter』(2012年リリースの6thアルバム)ぶりにSeth Mosleyにもプロデュースしてもらったんだけど、今まで全作品一緒に作ってきたAdam Messingerが今回は関わってなくて、そこはいつもと明らかに違ったよ。

-『The Moment』と『Reborn』は、ある意味、対を成すようなアルバムになっていると思いますが、ご自身では前作と今作の1番の違いは何だと思いますか?

『The Moment』はエレクトロの要素が強いハイブリッドな作風だったんだけど、『Reborn』はもっと生音を活かしてヒップホップとロックをブレンドすることを意識したよ。

-アートワークもモノクロの木々の中で真っ直ぐこちらを見据えたあなたの姿が、前作とはまったく対照的なイメージとなっていますが、前作のアートワークを意識して作られたものですか?

Invisible CreatureのRyan Clarkをアートワークのデザイナーとして起用したのは2度目なんだけど、彼のことは信頼してる。俺もアイディアは出すけど、基本的なディレクションは全部彼に任せているんだ。今回の黒をベースにした暗いコンセプトは、実は初めての試みなんだけど、すごく気に入ってるよ。