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INTERVIEW

MANAFEST×Koie

2012.04.26UPDATE

MANAFEST×Koie

Member:MANAFEST / Koie (Crossfaith)

Interviewer:MAY-E

-2週間に渡り7公演を行うロング・ツアーですが、調子はいかがですか?

MANAFEST:すごく興奮しているよ! 日本でロング・ツアーを行いたいとずっと思っていたから、やっと実現出来て本当に嬉しいんだ。名古屋も大阪も素晴らしかったけど、特に大阪公演が楽しかったな。オーディエンスはもちろんだけど、僕は大阪の人々のファッションが好きだよ。大阪では、楽しすぎて持っているお金をぜんぶ使い果たしちゃったよ(笑)。

-MANAFESTはお洒落ですものね。ファッションへのこだわりを教えてください。

MANAFEST:僕は基本、黒しか着ないんだ。明日何を着ようかって迷うことがなくていいよ(笑)。

-だけど、白いTシャツを着ているプロモ写真もありますよね(笑)?

MANAFEST:ハハハ(笑)!確かにそうだね。でも、とても珍しいケースだよ。目の付け所が良いね(笑)。僕の奥さんはモデルをやっていて、ファッションのブログなんかも開設しているから、もっとお洒落にしたいとは思っているんだけど、なかなかそういう時間が無くてね。アクセサリーなんかの小物も好きだから、色々買ったりしたいとは思っているんだけど。でも、明日は買い物に出かける予定だよ!

-メール・インタビューで、奥さんとうまくいかない時期があったと書かれていたけれど、今は仲良くやっているんですね?

MANAFEST×Koie

MANAFEST:うん。昨年は173本ものツアーをこなしたから、年間で200日以上も家に居なかったんだ。そのせいで奥さんとうまくいかない時期もあったけど、今は仲良くやっているよ。アーティストとしての生活はもちろん大切だけれど、結婚生活はもっと長く続けていきたいからね。アーティスト活動だけじゃなく人生は何事においてもやり過ぎることはいいことじゃない。その辺のバランスをうまく保つことが大切だよね。

-そうですね。Koie君も今後ますます忙しくなっていくでしょうけど、大切なひとと離れる不安などはないですか?

Koie:こういうことって、バンドをやっている限りついてくるものですよね。確かに家族や友達と離れるのは寂しいかもしれない。だけど、それは自分で望んだことやし。MANAFESTのように年に百何十本ものツアーを行うくらいの規模になってみないと分からないですけど、そういう覚悟を持ってバンドをやっているつもりです。

-そうですね。そういえば、MANAFESTは今日もスケボーを持って会場入りしていましたね。

MANAFEST:うん、この周辺を少しだけ走ったよ。ただ、人が多くてあんまり走れなかったんだ。名古屋や大阪でもスケボーで走ってきたよ。

Koie:MANAFESTはいつからスケボーやってるの?

MANAFEST:14歳からだよ。

-日本を楽しんでいるようですね。激ロックTOURってとってもD.I.Yのツアーなんですが、居心地はいかがですか?

MANAFEST:そうだね! だけど、自由だし、色んな人に出会うことができてとても楽しんでいるよ。UZUMAKIやDolls Realizeのライヴも見たよ。どちらもクールなバンドだよね。Dolls Realizeは音楽性も割と近くて共感できるし、僕はダブステップも好きだからUZUMAKIの音楽も好きだよ。

-今回は『Fighter』を引っ提げてのツアーですが、バンドと引き連れていますね。今作でより強まったロックの要素に焦点を当てるためでしょうか?

MANAFEST:うん、前作『The Chase』が終わってからは、ずっとこのスタイルでライヴをやっているんだ。地元のライヴでも、もうソロではやっていないんだよ。バンドの方がよりロック感が出るからね。これまでに色んなミュージシャンと一緒にやってみたんだけど、価値観が違ったり、色んな理由で何度もメンバー・チェンジをしたんだ。今の3人は、人間性もとても良いメンバーだよ。チームとしての結束力もあるから、これからはずっとこのメンバーでやっていくつもりさ。

-なるほど。ラップを取り入れたロック・バンドも昔ほど数が多くなく、シーンとしては下火だといえますが、そこに寂しさを感じることはないですか?

MANAFEST:そうだね。だけど、僕の友達のREDLIGHT KINGというバンドがロック・チャートの4位を獲得したんだ。これは良い傾向だと思うよ。それに、MANAFESTのレコードも以前は日本での方が売れていたけど、今は北米での方が売れるようになってきたんだ。母国で自分のレコードが売れるって、やっぱり嬉しいことだよね。