INTERVIEW
WANIMA
2014.10.16UPDATE
2014年10月号掲載
Member:松本 健太 (Vo/Ba) 西田 光真 (Gt/Cho) 藤原 弘樹 (Dr/Cho)
Interviewer:吉羽 さおり
-10月22日リリースの1stミニ・アルバム『Can Not Behaved!!』が初の全国流通盤ということなので、まずはWANIMAというバンドについて聞いていきたいと思います。結成して4年で、藤原さんが加入して現在のメンバーとなって約2年というところですが、もともとどんなバンドにしたいと始めたんですか?
松本:僕とギターの光真(※西田)は保育園から一緒なんですよ。なのでもう、23年の付き合いで。どういうバンドっていうのは......。
西田:高校のころやっていたバンドの延長でやり始めた感じですかね。
-当時からメロディック・テイストの曲はやっていたんですね。
松本:そうですね。楽しい感じのやつをやってましたね。
-WANIMAサウンドは、レゲエの匂いもしますよね?
松本:そうですね。僕がレゲエやヒップホップが大好きなんですよ。
-でもそういう音楽をがっつりやろうっていうのはなかったんですか。
松本:3人になってからもう、ね?
藤原:楽しければいいやっていう。
松本:スタジオで3人がアガる音をやってますね。
-西田さんはもともとどんなバンドが好きで、自分もバンドをやろうと?
西田:メロディック・パンクですね。僕はがっつりメロディック・パンクで。Hi-STANDARDとか、MONGOL800とか、そっち系しか聴いてなかったんです。
松本:でも1番は?
西田:Hi-STANDARDです。
松本:そうやな(笑)。
-今こうしてPIZZA OF DEATHというレーベルに所属したことは、かなり大きなことですね。
西田:最初は実感もわかなかったんですけどね、最近やっと――。
松本:ずっと2ミリくらい浮いてました(笑)。
-(笑)藤原さんはあとからの加入ですが、ずっとWANIMAのことは見ていたんですか。
藤原:見たことなかったですよ。共通の知り合いから"ドラムが辞めちゃうバンドがいるんだけど"って話を聞いて。"たぶん、同じ九州出身のバンドだよ"っていう話だったんですよね。それでホームページを見たら同郷の熊本だったので。そのあとにライヴを観る機会があったんですけど、そのときに"このバンドで叩いてみたいな"と思ったんです。
-もともとはどんなバンドをやってきたんですか?
藤原:ずっとメロディック・パンクのバンドですね。
-自分の音楽性もWANIMAとしっくりと合うだろうと。
藤原:うん、でもメロディック・パンクっぽくなかったので。
松本:メロディック・パンクなのかな、俺らって。
藤原:ジャンルで括るのは難しいと思いますね。
-そうなんですよね。先ほども言ったようにレゲエの匂いもするし、かと思うとフォークの匂いもするというか(笑)。
藤原:なので、大変ですよ(笑)。