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INTERVIEW

30 SECONDS TO MARS (Tomo Miličević)

2013.05.15UPDATE

30 SECONDS TO MARS (Tomo Miličević)

メンバー:Tomo Miličević (Gt/Ba/Key/Violin)

インタビュアー:MAY-E Interpreter:Rei Shishido



NASA(米航空宇宙局)とタッグを組んで新曲「Up In The Air」の音源を宇宙から解禁するという、前代未聞のニュースで世界を驚かせている30 SECONDS TO MARS。本国アメリカでのゴールド・ディスクをはじめ、世界12カ国でゴールド/プラチナム/ダブルプラチナム・ディスクを獲得している前作『This Is War』から約3年振りとなる4thアルバム『Love Lust Faith + Dreams』が遂に完成した。今作は、タイトルにある<Love=愛>、<Lust=欲>、<Faith=信念>、<Dreams=夢>の4つのチャプターから成る、シネマティックなコンセプト・アルバムだ。今作が生まれた背景を、メンバー3人に伺った。

-インタビュー、よろしくお願いします。

激ロックとのインタビュー久しぶりだね!また話せて嬉しいよ!

-日本とは、2011年9月に来日して以来ですね。帰国してからこれまでの間、どんなスケジュールを送っていたのでしょうか?

何をしてたかって?曲を作ったり、物事に驚いたり、経験したり、愛したり、生きたり、色々してたよ(笑)。

-ニュー・アルバム『Love Lust Faith + Dreams』の完成、おめでとうございます。アルバムを通して、ストリングスを用いた壮大なオーケストレーションを聴くことができますね。エレクトリカルな現代的要素とストリングスの古典的な音色が見事に共存していますが、サウンドの面で拘ったポイントや、新たな挑戦があれば教えてください。

30STMにとっては、君が今言ったようなオーケストラやエレクトロな音っていうのはいつもやっていたし、そんなに新しい挑戦ではないんだよね。その魅せ方が今までとは違ってくるんだろうけど。僕らは常に、僕らが聴きたい、出逢いたいと思う音楽を作ろうといつも努力しているんだ。まぁ新しいんだけど、新しくないとでも言うのかな(笑)。

-4つのチャプターに分かれた、コンセプト・アルバムですね?

今回のアルバムはとてもクリエイティブなものに仕上がっているはずだ。Jaredが最初にこのアルバムのための曲を書き始めたのを覚えているよ。最初はバラバラだった考えが次第にまとまっていったのさ。僕たちは音楽的に更に巨大なスケールで、もっとオープンなものを作ろうとしていた。コンセプトはずばり、シネマティックかな。一言でいえばセレブレイションだね!楽天主義で明るいアルバムだ。僕はこのアルバムの全ての曲を気に入っているんだ。表現するのが難しいけど、本当にいいアルバムだ。Jaredが書いた曲もメッセージも素晴らしいよ!

-「Pyres Of Varanasi」は民族的な楽曲に仕上がっていますが、タイトルの通りに、インドのバラナシの火葬についての歌われた曲ですよね?実際に、バラナシに足を運んだのですか?

Jaredが2011年の終わりから2012年の新年にかけて仲間とインドに旅行に行ったんだ。ずっと行きたがっていたんだよ。そのときに彼が書いた曲だよ。“人が死んだ時、次に生まれ代わるためにはバラナシの炎に焼かれよ”という民族的な儀式なのかな?そういうのがあるんだって。インドのメロディ、インドの文化そのものに触れて大変感動したみたいだったよ。だから僕が思うに、これは彼からのインドへ向けたラブレターだと思うね。そんな感じがするよ。いい曲だ。

-前作に引き続き、U2やTHE KILLERSを手掛けたSteve Lillywhiteをプロデューサーに迎えていますね。

今回も、彼はとても懇親的に働いてくれたんだ。だから皆、彼と作るのを楽しんでいたはずだよ。彼は作品に光をもたらすことができる人だ。作品に光を当て、様々な角度から浮かび上がる新しいアイディアを僕たちに見せて考えさせてくれるんだ。そこがプロデューサーとしての彼の素晴らしいところだね。

-アートワークがポップですが、楽曲とどうリンクしているのでしょうか?

彼のデザインは大好きだ!JaredがDamien Hirst(イギリスの現代美術家)にお願いして、あのドット柄をビデオとカバーに起用しようと言い出した時、すごく嬉しかったよ。Damienが快く承知してくれったてことは本当に素晴らしいことだよね。とても名誉あることだ。とても素晴らしいアーティストだからね。おかげでカバーの印象も色も本当に素晴らしいものになった。このアルバムにとてもよく合うと思うよ!

-前作『This Is War』は、アメリカやヨーロッパなど世界12カ国でゴールド、プラチナム、ダブル・プラチナムを獲得しています。それが、今作のプレッシャーになることはありましたか?

全くないね。アルバムの売れ行きが良かったということ自体は素晴らしいことで、感謝の気持ちでいっぱいだよ。でも新しいアルバムを作るときには関係のないことだ。前のアルバムが売れたからって、それはもう重要じゃないんだよ。ただ良い音楽を作りたいからね。この世の中にたくさんの人たちが僕たちのアルバムを所有しているってことはもちろん素晴らしいことだよ。だけど、新しいアルバムを新たに作るというとき、その栄光はいったん無効になるだろう。