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INTERVIEW

STONE SOUR

2012.10.16UPDATE

2012年10月号掲載

STONE SOUR

Member:Corey Taylor (Vo)

Interviewer:KAORU

-『Audio Secrecy』はバンドのメンバー全員で同じところに住みながら行われたとのことでしたが、今作のレコーディングはどのような環境で行われましたか?

良かったことは、地元のアイオワでレコーディングしたことだった。サウンドファーム・スタジオというところで、うちから40分で行ける場所なんだ。仕事場まで運転して、帰って来て、家族と一緒にいられたからすごく楽しかった。みんなリラックスできたから、すごく仕事が捗ったと思う。他の場所だったらそれなりの緊張感もあって、他の人たちの心配もしないといけないから、アイオワで成し遂げられることが出来なかったと思う。

-ベースはSKID ROWのRachel Bolanが弾いていますが、彼との作業はいかがですか?彼はツアーにも参加するのでしょうか?

Rachel Bolanがはアルバムでプレイしてくれたけど、残念ながらツアーには出てくれないんだ。でもJohny Chowという友達がツアーでプレイしてくれることになった。彼は様々なバンドで経験を積んでいて、腕も確かだよ!

-『House Of Gold & Bones Part 2』のレコーディングは終わっていますか?また、Part 1と比べてどのような作品になりそうですか?

Part 1と2は同じ時にレコーディングしたから、1つの続いているストーリーだと思ってくれればわかると思う。普通のバンドが1枚のアルバムをレコーディングする時間で、俺たちは2枚をレコーディングした。すごく大変な作業だったけど、その価値は充分にあった。今このインタビューをやっている間もミキシング作業が行われているよ。 Part1がリリースされたらPart 2への期待感が高まると思う。

-アルバムを作る際に順調に曲や詞ができることもあれば、スランプに陥ることもあると思います。曲や詞を作る上での苦労を教えてください。またアドバイスがありましたらお願いします。

スランプに陥ったら、俺は一旦離れる。俺の秘密の武器は“感じなければ創らない”ってこと。クリエイティヴな気持ちになってない時は、無理やり何かを創ろうとしないんだ。そのシチュエーションから離れて、別のことを考えたりする。その時にすべてが開き始める。必死に集中してない時が一番創造性が現れると思うんだ。芸術や詩とか、ストーリーが浮かぶ。自分の頭が固くなって来たとか、緊張してきたとか、スランプに陥る時は、家族と時間を過ごしたり、映画を見たり、友達と会って来たりする。人生には様々ことが起きるから、何かを無理にすることは人生を無駄にしていると同じなんだ。自分が創造性に向かって行くのではなく、創造性を自分の方に降りて来させることだね。

-日本ではラウドパークへの来日が決定していますが、セットリストは『House Of Gold & Bones Part 1』からが中心になりそうですか?是非ライヴでこのアルバムを堪能してみたいです。

ニュー・アルバムからの楽曲はもちろん演奏するけど、ファンのためにこれまでの曲もやるつもりだよ。バランス良くセットリストを構成するから、みんな気に入ってくれると思うんだ。

(このインタビューの後、非常に残念ながら、ギタリストのJim Rootの健康上の理由によりLOUD PARKへの来日はキャンセルとなったことが発表されました)