INTERVIEW
TONIGHT ALIVE
2012.06.25UPDATE
Member:Jenna McDougall (Vo), Whakaio Taahi (Gt)
Interviewer:山口 智男
-TONIGHT ALIVEは曲作りはどんなふうにやっているんですか?
J:そうそう、曲の作り方もバンドを始めた頃とかなり変わったわ。基本のアイディアはWhakaioと私の2人が作るんだけど、以前は私たちが作った曲の原形をみんなに送って、みんなが考えたそれぞれのパートを送り返してもらって、コンピュータ上で形にしてたのよ。でも、今はみんなで集まって、セッションしながら作るようにしてる。そういう意味では、一つの物をみんなで作り上げてるという意識やバンドの結束力は高まったと思う。
-いつ頃、レコーディングして、リリースしたいと考えているんですか?
J:気持ちとしては、すぐにでもレコーディングしたいけど、今、ツアーのスケジュールがめいっぱい入ってるから、しばらくは無理ね。スタジオに入れるのは最も早くて、今年のクリスマスぐらいかしら。ただ、『What Are You So Scared Of?』は日本では今年3月に出たばかりでしょ。アメリカも今年2月。イギリスは今年9月に出る予定だから、まずは『What Are You So Scared Of?』を、世界中のみんなに聴いてもらって、私たちが今、どういう位置にいるのかわかってもらったうえで、次のアルバムを聴いてもらったほうがいいんじゃないかって考えてるのよ。だから、今年の年末ぐらいにレコーディングして、来年の6月ぐらいにリリースできたらいいわね。
-最後にオーストラリアを代表するロック・バンドであるAC/DCに関する質問です。以前、JETのメンバーにインタビューしたとき、“オーストラリアのロック・ファンで、AC/DCを好きじゃない人間なんていない”と言ってたんですけど、若い世代である2人にとってもAC/DCって大きな存在ですか?
W:世代的に言えば、俺たちと言うよりは俺たちの親の世代のバンドだよね。
J:父から聴かせてもらったし、ライヴにも連れていってもらったことがあるけど。。。
W:親の世代みたいに熱狂的に好きってことはないけど、もちろん尊敬してるよ。
J:だって、私たちが世界に出ていけたのも彼らがオーストラリアのバンドに扉を開いてくれたおかげでしょ。そういう意味ではリスペクトしてる。みんなも同じような気持ちなんじゃないかな。