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INTERVIEW

BURY TOMORROW

2010.05.10UPDATE

2012年07月号掲載

BURY TOMORROW

Member:Adam Jackson(Dr)

Interviewer:ムラオカ

-プロデューサーはどなたがつとめているのでしょうか?

ロンドンを拠点に活動しているWELLERHILL PRODUCTIONSのプロデュースでアルバムを制作したんだ。以前にデモ音源を2つ彼らと制作したことがあったから今回もプロデュースをお願いするのは自然な流れだったんだ。アルバムでやりたいと思っていたことを良く理解してくれたしね。彼らはバンドSIKTHのメンバーだったんだけど、俺達はみんな彼らの大ファンだったんだ。だから俺達は彼らをミュージシャンとしてもとてもリスペクトしているんだ。俺達にとっては初めてのフルアルバムのレコーディングだったからどうしたらよいのか不安な部分もあったんだけど、彼らはレコーディングのプロセスを通して俺達を良い方向へ導いてくれたんだ。

-作詞、作曲はバンド内でどのような分担で行われているのでしょうか?

基本的には、ギターのJasonとMehdiのどちらかがリフやギターパートを作ってきてくれてそこから曲の構成を組み立てて行くんだ。
曲の制作過程の全てにメンバー全員が参加しているから誰かが各曲の全てを作り上げるわけじゃないんだ。
Jasonは自分が歌うメロディを作ってDaniも自分が歌うパートをまとめてって感じで詞に関しては彼ら2人が担当しているんだ。

-あなたがたはUK出身ということもあってか、現在のアメリカを中心とするメタルコア・シーンの最前線に近いサウンドでありつつもメロディや曲展開に独特のセンスを感じます。自分達ではBURY TOMORROWのオリジナリティはどのようなところにあると考えていますか?

俺達のオリジナリティに関して一番に言えることとしては俺達の音楽スタイルがアメリカの音楽に強く影響を受けていることだと思うよ。でも俺達はアメリカ人じゃないけどね!!イギリス出身で俺達がこういうスタイルの音楽をプレイしているっていうことが俺達のオリジナリティに繋がっているんだ。
アメリカの人たちにとってはイギリスのバンドがこういう音楽をやっていること自体が物珍しいって感じかもしれないけど。俺達がヘヴィな部分とメロディックな部分を持ち合わせている度合いはかなり極端すぎるぐらいかもしれないね。他のバンドだったらやらないようなぐらいに両方の要素をこれでもかってぐらいに追求しているからね。
俺達は十分すぎるぐらいにメロディックな要素を取り入れているけど、これからもその方向性から外れていくことはないと思うよ!!

-AS I LAY DYINGのようなメタルコアの王道的なサウンドからスクリーモ的な美しいメロディまで一曲の中に様々な要素を持ち合わせていますが、その点は制作の段階で心がけていましたか?

さっきも言った通り、俺達はヘヴィな要素とメロディックな要素を両方ともたくさん取り入れた音楽を作っているんだ。だからヘヴィな曲もあれば、シングアロングできる曲もあるんだ。でも俺達はやりたい音楽を作っているだけなんだよ。もし俺達の音楽を気に入ってもらえたらうれしいけどそれは俺達がやった結果としておまけでついてくるものだと思っているよ。今のところ良い反応が多いしうれしいけどね!!
俺達の音楽を聴いてくれて、この曲はBURY TOMORROWだって分かってくれるくらいの存在になれればいいなと思っているよ。だから俺達自身のサウンドを突き詰めていこうと思っているんだ。

-クリーン・パートとスクリーム・パートというツイン・ヴォーカル・スタイルのバンドは近年非常に多くなってきましたが、あなたがたが他のツイン・ヴォーカル・スタイルのバンドにはないと考えているポイントがありましたら教えてください。

俺達はスクリーム・ヴォーカルに関してもクリーン・ヴォーカルに関してもいつも新鮮なものにしたいと思っているんだ。同じようなメロディやスタイルの曲ばかり作り続けるようなバンドもいるけど、彼らはしばらくしたら代わり映えしないと思われるようになると思うよ。俺達は曲毎に異なったものにしたいと思っているけど、やりたいことだけやってそれがオリジナリティのあるものになったら良いなって感じで音楽をやっているんだ!!

-UK出身というとBULLET FOR MY VALENTINE、BRING ME THE HORIZONなどが世界的に成功を納めていますが、彼らはあなた方にとって良き先輩でしょうか?

たとえ他に好きなバンドがいない人であっても彼らのように世界的に成功しているバンドであればリスペクトする場合もあるかもしれないよね。俺達は彼らの音楽を楽しんで聴いているんだ。
BRING ME THE HORIZONSのアルバム『Suicide Season』は最高だね。俺達も彼らのように成功することができるようになりたいなと思っているよ!

-あなたがたは非常にルックスにも華がありますね? ファッションで気を遣っていることや体型を維持するためにしていることがありましたら教えてください。

とにかくたくさんライヴ・パフォーマンスをこなしているから、それが体型をキープすることに繋がっているかな。まぁ、ライヴが終わったらビールをたくさん飲んで楽しく過ごしているんだけど(笑)。だから俺達はフィットネスに熱心に取り組んでいるとは言えないんだけどな(笑)。
ファッションに関しては、俺達は服装にこだわるのが好きと言えば好きかな。俺達のファッションが良いって思ってくれたらとてもうれしいけど、それよりも音楽にこだわっているっていうのが本当のところかな。

-最後に日本のロック、メタル・ファンにメッセージをお願いいたします。

俺達のことをチェックしてくれてとても感謝している。できるだけ早く日本に行ってみんなに逢いたいと思っているよ。日本でライヴ・パフォーマンスするのが俺達の夢だからね。
だから日本でもアルバムをリリースすることができるなんて信じられないくらいうれしく思っているんだ!!アルバムを聴いてもらえたらうれしいよ。そしてできるだけ早くライヴで逢えるのを楽しみにしているよ。