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INTERVIEW

ALESANA

2010.01.14UPDATE

ALESANA

メンバー:Shawn Milke(Vo&Gt)

インタビュアー:MAY-E

-現在はFROM FIRST TO LASTらとツアーに周っているようですね。
調子はいかがですか?バンドの近況を教えて下さい。

すごく良い感じだよ。FROM FIRST TO LASTとは親友だからようやく一緒にツアーをすることができてとてもうれしく思っているんだ。今のところ素晴らしいライヴ・パフォーマンスをすることができているし、観客もたくさん来てくれているしね。

-新作『The Emptiness』の完成おめでとうございます。『The Emptiness』はコンセプト・アルバムだそうですね。まず、バンド初のコンセプト・アルバムに挑んだ理由は?

“コンセプト”という言葉とはちょっと違うかな。“コンセプト”というよりはむしろ“ストーリー”があるアルバムなんだ。俺達は過去の作品でもいろいろな“ストーリー”に基づいて曲作りをしてきたんだけど、今作はDennisと俺が自分たち自身の“ストーリー”を綴りたいと思いながら作り上げたものなんだ。つまり今作はそうやってDennisと俺が書き上げた『The Emptiness』という名前の短い“ストーリー”に基づいているんだ。各曲はその“ストーリー”の各章を構成しているんだ。
アートワークやレイアウトなども全てその“ストーリー”とそこから生まれた詩や曲に合うようなものにしたんだ。いろいろとチャレンジしたけれども最終的にはその甲斐があったなと思っているよ。

-具体的に目指したアルバムや、参考にしたアルバムはありますか?

俺達が“ストーリー”を描くのにインスパイアされるのは根本的に“ホラー”なんだ。ホラーのジャンルの作品の大ファンなんだ。常々俺達自身が手がけるホラーのラヴ・ストーリーを作りたいと思っていて、それがようやくできたのが今作『The Emptiness』なんだ。ぶっちゃけ言うと、俺達は小説家・詩人のEdgar Allan Poeにインスパイアされたんだ。今作で登場する女性キャラクターのAnnabelは“ANNABEL LEE”という彼の詩から引用したものなんだ。その詩は彼が書いた最後の詩なんだ。その中の最後の行に“in her tomb by the sounding sea”というフレーズがあってそれをそのまま9曲目のタイトルに採用したんだ。

-本作仕様の新しいプロモーション写真がMyspaceなどで早い段階から公開されていましたが、本作のイメージはいつ頃から浮かんでいたのでしょうか?

今作の“ストーリー”の“コンセプト”を思いついたときには俺達はとても洗練されてはいつつも薄気味の悪いようなイメージでやりたいなと思ったんだ。ダークでミステリアスな方向に戻る時機だと思ったんだ。実際ステージではスーツを着てパフォーマンスしているし来年2010年のツアーも今作の"story"に基づいて新しいイメージでやるつもりだよ。

-じっくり時間をかけたと思わせる完成度の高い作品ですが、制作はスムーズに進みましたか?

とても自然にできたって感じかな。今作は俺達にとっては常々やりたいと思っていた作品で、まさに夢が叶った作品なんだ。とてもダイナミックな作品でナレーションで“ストーリー”を綴りつつ、THE PORTLAND CITY SYMPHONYのメンバーによる生のストリングスの音も入っているんだ。そういった様々なチャレンジもやったんだけどそれぞれきちんと作品を構成するものに仕上げることができたのは良い経験になったと思うよ。

-本作『The Emptiness』のコンセプト、テーマを解説して頂けますか?
また、このアートワークはどのシーンを表しているのでしょうか。

ん~、あまり多くは語りたくないんだけど。それは今作の“ストーリー”を分かってもらったときに実際に体感してもらいたいからなんだ。俺から今言えることとしたらこのアートワークは俺達のいわばメイン・キャラクターである“The Artist”のスケッチになっているものなんだ。この“ストーリー”は20世紀初頭のイングランドのスローという小さな町で始まるんだ。“The Artist”は朝日の中で目覚めて恋人のAnnabelのことに気付くんだけど、彼女は彼の隣でベッドの上で残酷にも殺されているところから始まるんだ。

-曲の間に台詞を設けることで、まるで1つの映画を見るようにストーリーが展開していきますね。見事な仕上がりです。この演出のアイデアはメンバーの誰が持ち寄ったものですか?

作品全体のレイアウトやアレンジは俺の頭の中で考えたものなんだ。作品を聴いてまとまりのある感覚を味わえるようなアルバムにしたかったんだ。良い楽曲を多く作るのも大切なことだと思うけど、各々の楽曲が互いに繋がり合っているようなアルバムを作る事ができたら最高だと思うんだ。
そんなアルバムを作るのが長い間描き続けていた俺自身の夢だったから、今回それを達成する機会をもらうことができて制作している一日一日有意義に過ごすことができたよ。ちなみに、アルバムの中で台詞を担当してもらったのはFEAR BEFORE THE MARCH OF FLAMESのAdam Fisherと俺の妹のMelissa Milkeなんだ。