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INTERVIEW

HEAD PHONES PRESIDENT

2009.06.18UPDATE

2009年10月号掲載

HEAD PHONES PRESIDENT

Member:Hiro (Gt)/Mar (Gt) /Batch(Dr)

Interviewer:ムラオカ

-IN THIS MOMENTのジャパンツアーですが大阪、名古屋と回って今のところバンドの調子はいかがですか?

Mar(以下M):ずっとツアーも回ってきているし、久しぶりにIN THIS MOMENTと一緒にやるので楽しんでますね。ライヴも凄く順調です。

Batch(以下B):疲れはたまってきていますけれど、良い感じで大阪、名古屋とやれていますね。

Hiro(以下H):三日目と言うことなんですが、意外と思ったよりも疲れも無く、今日一番激しいパフォーマンスをしようと考えています(笑)。

-加入してからそれほど経っていませんよね?

B:そうですね。でもサポートもすでに長かったので。

-正式メンバーになってからどれくらい経つのですか?

2月からですから4ヶ月ほどですね。

-僕自身がライヴを見るのは2007年12月の名古屋Apollo Theater以来なのですが、2日間拝見させていただいて一番強く感じたことは、すごくヘヴィでメタリックになったなということです。もちろんメタリックでヘヴィなだけでなく「静」のパートは今まで通り存在しているのを前提にしての話ですが。

M:特にこうしよう、ああしようというような意識的なものは無かったのですが、実際オレは結構曲を作る前にANZAと話をする時間を設けているんですね。ANZAがどんなものを求めているのかなということを知りたいし、作っていく方向が違ってしまってもしょうがないし、その中で色々話していくうちに激しめな感じで行こうかと。今回はガツンと来るリフを弾きたいなというようなことがタイミング的にあって徐々にそういう方向に向かっているのかなというのもありますね。実際に曲を提示して最後にアレンジするのは全員でやるので、そこでメンバー自身の良いところを出しつつメタリック感っていうものも出てきたのかなっていうのは感じますね。

-僕が感じたのはANZAさんのヴォーカリストとしての成長が、バンドの音楽性の幅をさらに広げていったのではないかと思いました。初期のアルバムやライヴではシャウトやスクリームする部分にどうしても重たいサウンドに負けてしまう部分も感じていたのですが、それが昨日、一昨日のライヴを見たときに楽器隊のヘヴィなパートに比べても全く埋もれない強さを感じました。そういったANZAさんの成長に合わせてサウンドの幅を広げていったのではないかと感じたのですが。

M:個人的には意識したことは無いですね。とにかくその時にできるバンドとしてのベストなサウンド、ベストな曲というのを意識しているだけなので特にそういうことを意識したことは無いですね。

-ヴォーカリストと楽器隊のそういった兼ね合いというものはあまり意識していない?

M:まるっきり考えていない訳ではないですけど、まずはやりたいものを皆に提示してそのフィード・バックでまたアレンジしていく、その中でANZAがなにかを感じ取ってまた別の方向にステップ・アップしていく、そんな感じです。

-また今までのライヴで感じていたのはHPPって内側に、つまり自分たちの内面に、内に内に向かっていく自分たちの世界に没頭するスタイルだなと。KORNの初期やNIRVANAなどと近い方向性にも感じていたのですが、最近のHPPは少しずつですが観客とのコミュニケーションをとり始めたように感じました。意識してかは分かりませんが、あなたがたにこのような変化をもたらせたことにきっかけはありますか?

M:そうですね。物凄いコミュニケーションを取りたいってのは思っていないんですが、LOUDPARK出演の頃から、結構来てくれるお客さんも変わってきているんですよね。初期のファンってじっくり世界に浸って最後まで聴きたいと思っている方が多いんですが、最近はノリの良い曲が出来たっていうことももちろんあるのですが、アルバムを出したりツアーをしていくうちに凄いお客さんものってくれるようになってきたんですね。前回のIN THIS MOMENTとのツアーの頃からお客さんを煽るようにやってみようかなと思って実際にやってみたら、物凄い食い付いてきてくれて、その時に「そういう一体感が欲しかったです」っていう意見も直接ファンから聞いたり、メッセージを貰ったりということがあって、ライヴなんだし一体感みたいなものが欲しい瞬間もあるんだなということを感じたんですね。なので、ファンの人はもちろん、これから先ファンになってくれる人ともコミュニケーションを取っていきたいし、その時に自分達がやれるコミュニケーションの取り方をやってみようかなと思ってますね。そういうチャンスがあれば煽ったりはするけど、そうじゃない部分も持っているバンドだから、その差を出すことでバンドとしてのコントラストを出せているんじゃないかなと思っています。