INTERVIEW
HOLLYWOOD UNDEAD
2009.05.18UPDATE
Member:Johnny 3 Tears
Interviewer:KAORU
-まずはSUMMER SONIC09への出演決定おめでとうございます!初めての日本でのライブですよね。意気込みなどを聞かせてください。
日本でショーが出来るというのは、とてもエキサイティングだよ。日本には行くこと自体初めてだから、今からとても楽しみだね。
-日本という国に対してどんな印象をお持ちですか?また、興味のある日本の文化があったら教えてください。
俺の日本に対する印象は・・・あまり詳しいとは言えないんだ。だから今回、実際に日本文化を初めて生で体験できることを、とても嬉しく思っているよ。
それから、麻生首相に是非会いたいな!
-基本的な質問をさせてください。まずHOLLYWOOD UNDEADは2005年に結成されたそうですが、メンバーはみんな地元ハリウッドで知り合ったのですか?
そうだね。みんなハリウッド出身だよ。
-また、メンバーそれぞれHOLLYWOOD UNDEAD結成以前はどのような音楽活動をしていたのでしょうか?サウンドクオリティーの高さから、音楽経験が豊富なのでは?と想像してしまうのですが。
HOLLYWOOD UNDEADの前はみんな別々のバンドで活動をしていたんだ。でもHOLLYWOOD UNDEADを結成する前から、このメンバーで音楽を作っていたりはしてたよ。
-バンドを結成した際、具体的なサウンド・コンセプトはありましたか?
何でもあり!っていう感じかな。
-どんなアーティストに影響を受けたのでしょうか?
Trent Reznor、John Lennon、THE MARSHALL TUCKER BAND、EMINEM、W.Axl Rose(GUNS’N ROSES)、WU-TANG CLAN etc…
-メンバー全員マスクを着けていますが、何故マスクを着けようということになったのでしょうか?
芸術的に素晴らしいと思っているんだ。それに僕にはニキビがあるし(笑)。
-アルバム『Swan Songs』が5月に日本盤がリリースされますね。私は2008年のベスト10の中に入れさせていただきました。『Swan Songs』は既に好セールスを記録していますが、世界中からの反応をどう受け止めていますか?
最高だね。とっても嬉しいよ。とにかく大勢の人に俺たちの音楽を聞いてもらいたいし、その為に音楽を作っているんだ。でも俺たちは、これからも草の根レベルの活動をしていくよ。何故なら、今までの草の根的活動のお陰でここまで来れたんだからね。
-日本盤ボーナス・トラックの詳細を教えてください。
「Pain」はアメリカの政治状況の曲。僕らが納得できないことを歌っている。
「Knife called Lust」は、17歳の時に女の子をゲットすることの難しさを歌ってる曲だよ。
-『Swan Songs』は全体的にシリアスな趣で、愛憎こもったリリックが印象的ですね。テーマでもある、あなた達にとっての故郷ハリウッドとはどういう場所ですか?
ハリウッドは故郷だから愛しているよ。俺の人間形成に大きな影響を及ぼしていることは明らか。ハリウッドの良い点も悪い点も、すべて素晴らしいと感じているし、俺の人生を面白くしてくれた。でも、麻薬中毒者は大嫌いだけどね!
-流行発信地であるハリウッドは、多くの日本人が憧れる街の一つですが、セレブ信仰は年々強くなっており、雑誌が売れない世の中でありながらもセレブ・ゴシップ紙は日本でも大変売れています。あなたたちはセレブ信仰についてどう思いますか?
正直言って最悪だと思う。もっと自分の人生に注意するべきだ。その方がずっといい。俺も有名人と会ったことはあるけど、そんなに面白くもなんともないよ。もちろん俺たちは違うけどね。俺たちは凄く面白いよ!
-現在ラウドロックはどんどんメタル寄りになってきており、インダストリアルもミクスチャーも新しいと言えるサウンドとは言えなくなってきていますが、HOLLYWOOD UNDEADはラウドロックの中にあっても非常にモダンなサウンドだという印象を受けます。これは様々な音楽性が絶妙にミックスされているからだと感じるのですが、ご自身ではどう思いますか?
ありがとう。光栄だね。俺たちが作る音楽には、俺たちが大好きな音楽を全部入れたいと思った。それが伝わって嬉しいよ。