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INTERVIEW

COCOBAT

2009.04.20UPDATE

COCOBAT

Member:TAKE-SHIT(Ba)

Interviewer:ムラオカ

-今作のプロデューサーにはIN FLAMES、SOILWORK、MESHUGGAHで知られるDaniel Bergstrandですが彼はToys Factoryからの紹介でしょうか?

基本的には何人かピックアップして新曲のデモと旧譜の音源を送って、返事が来たプロデューサーと交渉するんですね。今回何人に音源を送ったところ彼からのレスポンスが一番速かったんです。個人的にもIN FLAMESが好きだし、一緒にやった彼に興味があったので今回はダニエルにお願いしました。

-今までMark DotsonやFrederik Nordstromなど名だたるプロデューサーと一緒にアルバムを制作してきたわけですがDanielを他のプロデューサーと比較するとどうですか?

毎回どのプロデューサーも厳しいんですが、彼は特に厳しかったですね。OKを出す基準がすごく高かったんですよ。あと少し苦労した点は今回、レコーディングしたスタジオが移転したばかりでスタッフもみんな手馴れていなかったのでその点に関しては少しスムーズに行かなかったですね。

-スウェーデンにてレコーディングしたとのことですが、息抜きにライヴ観戦やスウェーデンのアーティストと交流を持ったりなどはしましたか?

基本的に今回のレコーディング期間は2週間だけだったんですね。というのも日本でダラダラとレコーディングするよりは決められた時間の中でやる方が集中できるので。あと、スタジオの場所もストックホルムから電車で1時間半くらいかかる郊外なので遊びに行くっていうことはあまりに無かったですね。レコーディング中にIN FLAMESのAnders Fridenが遊びに来たりはしていました。

-アルバム・ジャケットは今作もMETALLICAのジャケットを手がけるパスヘッドですね?パスヘッドとは実際にあったことはありますか?もし会っていたらどんな人物か教えてください。

1986年のMETALLICA初来日の時にパスヘッドが一緒に来ていたんですね。その来日のケアを僕の友人がおこなっていたのでその関係で知り合いになりました。

-ある意味今までのジャケットの多くはポップさも備えていましたが、今作は今までのジャケットの中で最もダークなものに仕上がっていますね? 今作のジャケットのデザインはあなたがたからの要望があったのでしょうか?

先ほども言いましたが、ジャケットに関しては完全に彼に任せているので、僕たちから何か口を出すということはまったく無いですね。僕たちは演奏に徹するだけです。

-レコード会社であるToys Factoryとの関係もアルバム7枚、16年近い付き合いになりましたね?ここまで長く続いているのは信頼関係からなのでしょうか?

コミュニケーションはうまくとるようにはしていますね。

-Toys Factoryからリリースするようになったきっかけは何だったんですか?

Toys FactoryからNAPALM DEATH、S.O.B.などのリリースが続いていてその流れで僕たちのリリースもしてもらえることになったのがきっかけですね。

-これだけ長くバンド活動を続けていると自分たちでレコード会社を立ち上げて自主リリースなんていうことも考えられたんじゃないですか?

それはまったく無かったですね。

-あなたがたはジャンル問わず、様々な来日アーティストと共演していらっしゃいますが、共演した際に最も感銘を受けたアーティストを教えてください。

自分が手掛けたから余計に印象に残っているんですが、SICK OF IT ALLの初来日公演。93年ですかね。16年たった今もそれが一番印象に残っています。当時はこのジャンルの来日公演なんてものはほとんど無かったんですよ。メタルバンドはぼちぼち来日公演をしてたんですがニューヨークハードコアのバンドの来日は皆無だったんです。SICK OF IT ALLの来日があってからNOFXの来日があったりと流れが続いて行った感じでしたね。

-今後、国内外問わず一緒にツアーしてみたいバンドはいますか?

今は新譜が出たばかりなので演奏にいっぱいいっぱいなのでそこまで頭が回らないですね。

-リリース後のライヴなどの予定が決まっていましたら教えてください。

6月、7月にくらいに全国を回ろうと思っています。

-全国のライヴハウスで一番好きだというハコってありますか?

基本的にどんなハコでも楽しく演奏できちゃうんですよね。でも挙げるとするならば以前の新宿LOFTですね。あのハコは本当に好きでした。あとはCBGBですかね。あのハコで演奏できたということは今も鮮明に覚えていますね。