－ええ。日本なら今はCHIODOSよりALESANAのほうが人気が高いようですね。

Dennis：・・・それってすげーよ！狂ってる（笑）

一同：笑

Dennis：今日ライブをやってみて、日本のファンがどういうものなのかを感じたいと思っているよ。

－日本デビューを果たしたことも大きな転機でしょうね。

Dennis：そうだね。日本でツアーをやりたいという気持ちは前からあったんだけど、日本のレーベルと正式に契約してからの方がいいと考えていたんだ。だから今はそれがかなって、ものすごく興奮しているところだよ。ライブが出来ることをずっと楽しみにしていた場所なんだ。

－では、バンド結成したころから日本での活動は視野に入れていたのですか？

Shawn：いや～、当時はそんなことまで考えてはいなかったね。俺たちメンバーはALESANAの前にもそれぞれのバンドで活動をしていたんだけど、ALESANAを結成した４年前には日本での活動なんて全く考えていなかったよ。

－面白い若手のバンドも続々と誕生していますが、スクリーモ・シーンはこれからどうなっていくと思いますか？

Shawn：どのシーンもそうだけど、スクリーモが完全に廃れることはないと思う。いつ人気が集るのか、それだけだと思うよ。今、俺たちはファンベースを築くことが出来たから、これからシーンがどうなろうといつでもそのファンの元に戻ることが出来る。だから俺たちは落ちることはないと思っているよ。

－メンバーが６人とは多いですが、６人もいて良かった事と困った事をあげてください。

Shawn：結成当初は５人だったんだけど、６人になって本当に良かったと思っているよ。ボーカルも増えたし、ギターハーモニーも増えた。何よりステージでの見栄えもいいしね。６人になって困ったことは一度もないよ。

－THE BLACKOUTとはジャパン・ツアーで初めて会うんですよね。THE BLACKOUTも２ヴォーカル・６人組でALESANAと共通点も多いバンドですが、どんな印象を持っていますか？

Dennis：昨日の夜は一緒に御飯を食べて遊びにいったんだけど、とてもいい奴らだったよ！実は少し前にアメリカで彼らと一緒にツアーにまわれそうだったことがあったんだけど、結局その時は一緒に回ることが叶わなかったんだ。

－日本ツアーの意気込みを聞かせてください。

Dennis：すごく興奮してる！

Shawn：ここに来る前に２週間のオフがあったから、早く演奏したくてウズウズしてるよ！