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INTERVIEW

ENVY ON THE COAST

2008.01.06UPDATE

ENVY ON THE COAST

Member:Ryan Hunte(Vo.&Gt.)

Interviewer:MAY-E

-CHIODOSがビルボードチャートの3位にランクインするなど、プログレッシブなサウンドがメインストリームでも大健闘するようになってきました。このようなサウンドは最近よりいっそう主流になってきていると感じるのだけど、シーンの渦中にいるあなたたちからみて何か手ごたえがあったりしますか?

最近、僕たちの音楽がCHIODSと比較される事が多いし、彼らの成功に関しての質問をよくされるんだよね。実は100%正直に言ってCHIODOSを聞いた事が無いんだ。誰かが、彼らの曲をちょっと弾いて聞かせたことはあるかもしれないし、CHIODOSのドラマーにはワープド・ツアーで会って、すごい良い人だったけど。
君の質問が、キッズがもっとエクペリメンタルな音楽を受け入れるようになったんじゃないかってことを言ってるんだとしたら、そういうことが本当に起こっているんだったら良いなと思うよ。僕たちは次のアルバムを退屈なものにしたくないからね。

-アルバムタイトルの「ルーシー・グレイ」はどんな意味を持つのでしょうか?またTHE FALL OF TROYのサードアルバム「Manipulator」を彷彿とさせるような奇妙なアートワークは何を表現しているのですか?

ルーシー・グレイはウィリアム・ワーズワースの詩の登場人物なんだ。僕らがアルバムのタイトルを決めるのにもの凄く悩んで、頭がおかしくなってしまうんじゃないか(笑)と思った時に、僕は自分の好きな本を色々と引っ張りだしてきたんだ。その一つがワーズワースの詩集だったんだよね。
そこで"Lucy Gray; or Solitude"っていうタイトルの詩が目に留まったんだ。どういった内容かとかは想像にお任せするけど、その詩がバンドのメンバー全員にピンと来るものがあって、アルバム全部の歌詞のコンセプトともうまく繋がってるって思ったんだ.
アートワークは、DREDGのドリュー(・ロウレット)が信じられない才能で僕らの為に作ってくれたものなんだ。僕らがアルバムをレコーディングしていた時に、CIRCA SURVIVEのコリンがドリューを紹介してくれたんだ。僕は彼に曲の歌詞なんかをいっぱい送って、それらに合う絵を考えて欲しいって頼んだんだ。ドリューは最初から、あのデザインが採用されるって思ってたみたいだけど、それも当然だよ。僕ら5人が見た瞬間に「これだ!」って思うような素晴らしいものだったからね。

-本国ではあなたたちはPhoto Finish Recordsの第一弾アーティストだそうですね。多くのレーベルからのオファーがあったのではないかと想像しますが、Photo Finish Recordsを選んだ理由と、レーベルの紹介をお願いします。

Photo Finish Recordsは自分たちだけで何でもやってるし、すごい良い仕事をするレーベルなんだ。彼らは僕らの事をよく理解してくれていた唯一のレーベルだったから、僕らは彼らのことを信じようって思ったんだ。

-最後に日本デビューに向けての意気込みと、日本のファンに向けてメッセージをお願いします!

日本でアルバムがリリースされるのがもの凄く楽しみだよ! でも、本当の事いうと、日本に行く事が出来たらもっと良いのになぁって思ってるよ!