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INTERVIEW

BLACKMARKET

2008.01.12UPDATE

BLACKMARKET

Member:Daryl(Vo) Mikey(Ba) Langdon(Dr) Jason(Gt)

Interviewer:MAY-E

-はじめに、ブラックマーケットというバンド名の由来を教えてください。

ダレル:昔やっていたバンドで所属していたレコード会社では、ライブを全然やらせてもらえなかったんだよ。それですごくストレスがたまっていた時期があったんだ。そこから出ることになって、全てを一からやりなおそうと思ったんだよ。今までの全部管理されていたような「裏ルート」みたいなんじゃなくて、今は何をやってもいいんだっていう開放感みたいな、そういう意味でバンド名にすることにしたんだよ。

-結成は2005年ということですが、それ以前はバンド活動はしていたのですか?

ダレル:そうだね、ブラックマーケットとしての活動は2005年にはじめたんだけど、みんなそれぞれ子供の頃からバンドで活動していたんだよ。

-ブラックマーケット結成の経緯を教えてください。

ダレル:僕らがいた町はもともとすごく小さい町だったんだ。7年生(日本でいう中学1年生)の時、町で学校が一つしかなかったから、もうこいつらと付き合うしかなかったんだよね(笑)
マイキー:うん。選択の余地なくって感じだったね(笑)

-デヴィッド・ボウイやビートルズなど昔のアーティストをフェイバレットバンドに挙げていますが、新しいバンドは聴いたりしますか?

ダレル:もちろん聴くよ。モデストマウス、レディオヘッド、あとはインターポールとかね。

-地元を中心に、交流のあるアーティストを教えてください。

ダレル:交流のあるバンドは沢山あるけど、仲良くしているバンドの一つに、「レッド・アーミー・キャプテン」っていうバンドがいるんだけど、それは僕らと同じ町出身のバンドなんだ。あんな小さな町から2つもバンドが生まれるなんてほんとすごいことなんだよ。

-日本での活動はバンド結成当初から視野に入れてました?

ダレル:最初はそんなこと考えもしなかったよ!もちろん、日本だけに限らず世界中いろんなところに行きたいって思っていたから、日本に来れるとが決まったのはすごくうれしかったね。

-初来日ですよね。日本はいかがですか?

ダレル:文化とか、今まで見慣れているものとは何から何まで違うから、驚きの連続だよ。アリゾナとは全く違うよね。いままでいろんな国に行ったけど、その中でも特に日本は気に入ったよ!日本語ももっと勉強したいと思っているよ。
マイキー:話せるようになるなるまで、10年くらいかかるかなぁ(笑)

-では、ライブでの話に。昨日のショーを見てアルバムやEPを聴くよりも、曲が持つ毒気や色気がもっと生々しく感じられて、想像していたよりもクレイジーにさせてくれる音楽だなと感じました。意外だと思ったのは、初来日でもあるのにほとんどMCを挟まずストイックに曲を立て続けに披露していたことです。もともと、ああいったスタイルでライブをしているのですか?

ダレル:そうだね。最近じゃ特にマシンガンのように曲をどんどん演奏していくのを僕らのスタイルとしているんだ。お客さんは僕らの音楽を見に来ているのであって、ジョークを聴きにきているわけじゃないと思ったし。だけど、日本の場合は少しは話したほうがいいのかな、なんて思ったりもしたけど、まず言葉が通じないしね(苦笑)

-ですが、日本語で「ドーモドーモ!」って何度も言ってましたよね!
「ドーモ」の他に、日本語は何か覚えました?

ジェイソン:コンニチワ!ドーモ、アリガトー!
マイキー:カンパーイ!!
ダレル:カンパイ!カンパイ!
ジェイソン:アナタハ、エイゴヲ、ハナセマスカ?

-おぉ!お上手ですね。

ジェイソン:どう、すごいだろ?他にも、えっと・・・トイレハ、ドコデスカ?
(メモを見ながら)
ダレル:お前、トイレはどこですか?なんて聞いてるんじゃねーよ!(笑)

-(笑) 昨日のショーは初来日ということもあって、見惚れているお客さんが多かったけど、次、日本に来たときはお客さんもきっともっとクレイジーになると思いますよ。

ダレル:ありがとう!

-2008年1月に日本でリリース予定のアルバム「THE ELEPHANT IN THE ROOM」を聞かせてもらいましたが、EPと比べて新たなブラックマーケットの表情が伺えますね。

ダレル:そうだね。EPってのは凝縮されたものであって、アルバムの方が色々とヴァラエティに富んでると思うね。昨日のライブの1曲目に演奏した「リモートコントロール」って曲は、EPよりもっとアグレッシヴな曲だし。アルバムではEPよりも幅の広いところを見てもらえると思うよ。