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JOIN ALIVE 2025

2025.07.04UPDATE

JOIN ALIVE 2025

Writer : 吉羽 さおり

大御所やポップ・シーンのアクトの中で、 かつてなく大音量の低音が響き渡る2日目


北海道の音楽シーンを盛り上げようと2010年にスタートしたフェス"JOIN ALIVE"が、7月19日、20日に、いわみざわ公園(野外音楽堂キタオン&北海道グリーンランド遊園地)で開催される。全5ステージ、各日30組を超えるバンド、アーティストが出演し夏休みの始まりからたくさんのドラマや思い出が生まれる、そんな2日間となりそうだ。

のびのびとした芝生エリアが広がり、また大きく開けた空に北海道らしさを感じるメイン・ステージ(ROSE STAGE/野外音楽堂キタオン)をはじめ、遊園地内のサーカス・テントを利用した屋内ステージ(VELVET CIRCUS)もあるロケーションは"JOIN ALIVE"ならではだ。昭和、平成レトロの風情を漂わせる北海道グリーンランド遊園地内は歩いているだけでも楽しく、そののどかな景色から屋内ステージに足を踏み入れると、一転して白熱したライヴ・モードへと切り替わる、異空間へと紛れ込んだような体験も味わえる。今年も2日間ロック、ラウド系バンドからポップスやアイドルまで揃っており、フェスならではの新しい音楽との出会いが楽しめるのではないか。



1日目は、ヘッドライナーとなるSEKAI NO OWARIをはじめ、UVERworldやヤバイTシャツ屋さん、MONGOL800、KANA-BOON等フェスのステージでドラマを生み出すバンドが揃う。またちゃんみなからAwichと続く、パワフルでエンターテイメント性のあるステージも見逃せないし、ライヴ・バンドとして着実にスケールアップしているサバシスター、FRUITS ZIPPERやCUTIE STREET等アイドルのステージも盛り上がりそうだ。初回からの常連であるThe Birthdayはクハラカズユキ(Dr)、ヒライハルキ(Ba)、フジイケンジ(Gt)で登場する。

そして2日目はスキマスイッチ、渡辺美里、Omoinotake、こっちのけんとといったアーティストの他、激ロックでも馴染みのバンドが多く名を連ねている。セルフタイトルを冠した10年ぶりのフル・アルバムをリリースし、現在ツアー中のバックドロップシンデレラは、自身過去最大の東名阪ワンマンを目前にしての"JOIN ALIVE"のステージとなる。馬力も気合も上々なライヴで盛り上げてくれるのは間違いない。さらに、新日本プロレス"セキチュー Presents BEST OF THE SUPER Jr.32"大会公式テーマ・ソングで、テレビ朝日"ワールドプロレスリング"6、7月度"ファイティングミュージック"となった「WAZA」をリリースした、打首獄門同好会も出演。メタリックなアンサンブルに乗せ、タイトル通りプロレス技を叫ぶこの曲が、ライヴでどのように観客を巻き込んでいくのかは注目だ。また"音は地獄のように激しく、その他はゆるふわ"なガールズ・バンド、NEMOPHILAは"JOIN ALIVE"初出演となる。日本武道館や日比谷公園大音楽堂のワンマンを成功させた4人が巻き起こす、晴れやかなフェスのステージにも注目だ。 そして、盟友 Ryo Kinoshita(Knosis)をフィーチャリングしたシングル「Useless」に続き、8月には、3年ぶりとなるニュー・アルバム『Luv Sux Sessions』をリリースするSurvive Said The Prophetや、TVアニメ"桃源暗鬼"オープニング主題歌となる、新曲「OVERNIGHT」をドロップしたばかりのTHE ORAL CIGARETTESのステージも、見逃せない。



自身が主催するフェス"DEAD POP FESTiVAL"を終え、結成20周年を記念し、過去作をフィーチャーしたツアー"20YEARS TOUR"も佳境となったSiM。また結成15周年のアリーナ・ツアーを完走し、秋にはUK&EUツアーを控えているMAN WITH A MISSION等、アニバサリー・イヤーでキャリアを総ざらいするセットリストでツアーをしてきたバンドが、今年のフェスでどういうステージを見せるのかに期待したい。今年ドイツを拠点とするレーベル、Century Media Recordsとグローバル契約をし、バンドの武器である重厚感と、メロディアスでドラマ性の高いサウンドをアップデートした、第1弾シングル「INCOMPLETE」を発表したcoldrainは、この"JOIN ALIVE"出演を経て海外フェスやUK&EUツアー、そして3年ぶりの開催となる主催フェス"BLARE FEST. 2026"へと続いていく、まさにアクセルを踏み込んでいくタイミングでのステージとなる。

また、毎年日本を1周する勢いで全国各地のフェスに登場して、もはや老若男女の腹ペコを増やしているマキシマム ザ ホルモンは、2019年以来の"JOIN ALIVE"出演となる。実は2021年にも出演予定だったがコロナ禍の影響で開催中止となってしまったため、待望のステージ。タイムテーブルとしては、渡辺美里からバトンを受ける流れとなり、どういうステージとなるか楽しみだ。またこの日は、ソロ・アルバム『TOKYO JUKEBOX』で「爪爪爪」のカバーをしたMarty Friedmanも出演しており、これはもしや......と共演を期待してしまう。ともあれ、大御所やポップ・シーンのアクトに、かつてなくラウド勢が増量されたこの2日目は、"JOIN ALIVE"の歴史の中でも大音量の低音が響き渡る日になりそうだ。会場であるいわみざわ公園は、新千歳空港や札幌からのアクセスも良く、札幌や旭川からシャトルバスも運行しているので、夏の北海道に爆音を浴びに足を伸ばしてみてはいかがだろう。

EVENT INFORMATION
"JOIN ALIVE 2025"


7月19日(土)、20日(日)
北海道 いわみざわ公園(野外音楽堂キタオン&北海道グリーンランド遊園地)
OPEN 9:30 / START 11:00 / END 21:00

19日(土)出演者:I Don't Like Mondays. / UVERworld / Age Factory / eill / Awich / Ovall / OKAMOTO'S / KANA-BOON / CUTIE STREET / GLASGOW / サバシスター / Chevon / JUNNA / すりぃ / SEKAI NO OWARI / ちゃんみな / 超能力戦士ドリアン / chilldspot / T字路s / 冨岡 愛 / TRACK15 / Night Tempo / The Birthday(クハラカズユキ, ヒライハルキ, フジイケンジ) / ハンブレッダーズ / FRUITS ZIPPER / ポルカドットスティングレイ / みゆな / MAYSON's PARTY / MONGOL800 / 矢井田 瞳 / ヤバイTシャツ屋さん / Lucky Kilimanjaro / Leina / WurtS

20日(日)出演者:家入レオ / 打首獄門同好会 / H ZETTRIO with Yucco Miller / EGO-WRAPPIN' / THE ORAL CIGARETTES / Omoinotake / 川崎鷹也 / kurayamisaka / 黒夢 / coldrain / こっちのけんと / Survive Said The Prophet / G over / SiM / syudou / スキマスイッチ / 3markets[ ] / 大地に響め島の歌 2025 / 高橋 優 / 竹原ピストル / チリヌルヲワカ / TOMOO / NEMOPHILA / バックドロップシンデレラ / フィロソフィーのダンス / Marty Friedman / マキシマム ザ ホルモン / 眉村ちあき / MAN WITH A MISSION / 紫 今 / 山崎まさよし / 吉澤嘉代子 / Little Glee Monster / 渡辺美里

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