DISC REVIEW
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破天荒なライヴ・パフォーマンスで日本のロック・ファンをも虜にしてきたFEVER 333が、新体制で初のアルバムをドロップ。これまでの作品よりもさらにジャンルのクロスオーバーを強めた印象で、西海岸ヒップホップへのリスペクトを込めたTrack.1、キャッチーなラウドロック・アンセムのTrack.2、スラッシーな爆走も取り入れたTrack.5等、ラップ/メタル/パンクといったバンドのルーツを打ち出しつつ、現体制ならではのパワフル且つファンキーなマインドで現代社会へ変革のメッセージを伝えている。Mike Shinoda(LINKIN PARK/Vo)がライター/プロデューサーとして参加した楽曲等、豪華コラボレーター陣にも注目。 菅谷 透