地に足が着いたバンドの生み出す、前のめりで貪欲な作品からしか摂取できない栄養分がここには濃密に含まれている。メンバー全員がコンポーザーとしての任を果たしながら、キャリア27年の経験値も動員して作り出された各曲の完成度はさすがのクオリティ。リード・チューン「A new beginning」から感じられるバンドとしての圧巻たる貫録、「Berserk」から窺える各パートの剛腕ぶりも頼もしいことしきり。ミドル・バラード「新宿の屋上には冷たい雨」から滲む憂いの感覚、「ずっと、、、ずっと、、、」に漂う歌謡テイストは繊細にしてわびさびもしっかり。高らかにアリアが響き続ける限り"誰も寝てはならぬ"。 杉江 由紀
地に足が着いたバンドの生み出す、前のめりで貪欲な作品からしか摂取できない栄養分がここには濃密に含まれている。メンバー全員がコンポーザーとしての任を果たしながら、キャリア27年の経験値も動員して作り出された各曲の完成度はさすがのクオリティ。リ
紆余曲折を経ながらも、四半世紀以上にわたりシーンを駆け抜けてきたバンドが紡ぐ音には、やはり並々ならぬ説得力がこもっている。華やかさだけではなく、滋味深さ、憂い、そして研ぎ澄まされた鋭さまでもが各曲の中で的確に醸し出されていく今作では、過去の
"改めて歌える喜びを感じながらレコーディングをすることができました"花も嵐も乗り越えてきたDuelJewelのリテイク・アルバム『［RE］REVIVE』
"図らずして攻撃的な、今までにないくらい「攻め」の作品"――DuelJewel、1年ぶりのニュー・アルバム『FLARE』
