MENU バンドTシャツ

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

DISC REVIEW

CYBERIA

BLOOD STAIN CHILD

『CYBERIA』

およそ5年ぶりとなるニュー・アルバム、且つ2枚同時リリースの一角を成す本作は、BLOOD STAIN CHILDが長きにわたるキャリアの中で積極的に取り入れてきたEDMの要素を前面に押し出した作風となっており、古くからのファンほど衝撃を受けるのではないか。アグレッシヴなデス・ヴォイスやギター・ソロをふんだんに盛り込みつつ、男女混声で歌われるメロディは過去最高レベルにキャッチー、リスナーの想像を超えるメロディックなEDMやトランスを基盤とする楽曲群は遊び心も満載。各メンバーの高度なスキルに裏打ちされたアレンジの妙と確かなソングライティング・センスがあってこその賜物であるし、ネクスト・レベルへと到達したバンドの今を示す全10曲で新しいファン層をも獲得するだろう。 井上 光一