DISC REVIEW
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2009年のデビュー以来、マッシヴな高速ドラムンベースとディストーションの効いたパンキッシュなロックを融合させたサウンドで多様なリスナーを魅了し、PENDULUMや後のSKRILLEXと共にラウドロック・シーンを賑わせたTHE QEMISTSが、新たなヴォーカリストをメンバーとして迎え、完全バンド態勢となり6年ぶりのアルバムをリリース。復活作に相応しい熟練性と初期衝動が詰まったサウンドはデビュー当時の衝撃を蘇らせ、EDMを通過した現代においてもあくまでドラムンベースのリズムを追求していることによって、プロダクションが格段に成長していることがわかる。よりバンド感が増し、歌モノ満載で、すべてがロック。すべてがパーティー・チューン。新生THE QEMISTSが投下するドラムンベースで踊り狂え! KAORU